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IKOプライベートショーのお知らせ

IKOプライベートショーのお知らせ | FA部材

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。

日本の観光地、といえばどこでしょう?新宿御苑や浅草寺の東京、広島平和記念資料館や厳島神社の広島、富士山のある静岡・山梨など、素敵な観光地は各地にありますが、一番の定番、THE日本!というと京都ではないでしょうか。清水寺に伏見稲荷大社、金閣寺など、数えきれないほどの観光スポットがありますね。

一方、歴史を感じる古都という顔の他に日本屈指のメーカーが多く集まる「ものづくり都市」でもあります。弊社のお取引先様も多数いらっしゃいますよ。

そんな京都で、2月28日(火)~3月1日(水)、日本トムソン社(以下、IKO)のプライベート展示会IKO Today in Kyoto 2023」が行われます!
SDGs対応製品についてのご紹介やまだ開発試作段階の製品の展示など、盛りだくさんな内容を準備しているという情報を耳にしました。その中でも特にここが目玉!という展示情報をご紹介いたします。

SDGsコーナー
IKOでは「Oil Minimum」をキーワードに地球環境に優しい製品の開発を進めております。
こちらのコーナーでは、標準製品の5倍の長寿命を誇る仕様のニードルベアリングやグリースでも油でもない液晶潤滑剤を使用した直動機器の展示の他、メカトロ製品における電力消費量の対比、社内で取り組んでいる社外活動や製造工程における活動などをご紹介しております。SDGsの目標達成を目指している企業様は是非一度ご覧ください。

技術セミナー

外部ゲストを招いて下記の特別講演会も行うそうです。
「半導体市場」と「リソグラフィー技術」の現状と今後の動向について /株式会社SCREENセミコンダクターソリューションズ リソグラフィー技術統括部 技術開発部 開発設計課 課長 楠原 様
超低発塵性を有し、機械の耐久性を2~40倍に向上させる機能性液晶潤滑剤の創生 / 株式会社機能性液晶材料研究所 所長・山梨大学名誉教授 原本 様
どちらも大変興味深いですね!他にIKO新技術の紹介等も行われます。

新製品・開発試作製品の展示
2023年に発売した新製品や現在開発中の試作製品が展示されます。精密位置決めを実現する回転ステージSK…Wシリーズ」や、開発中のフル防塵仕様直動機器防塵防水カバー付きリニアウェイ」など、見たことのないような製品が並ぶそうです。特に防塵防水カバー付きリニアウェイは今までの直動機器からは想像もつかない見た目をしていますが、この見た目でどのようにフル防塵となっているのか、是非、実際に現地で動作をご確認ください

精密位置決めが特徴の回転ステージSK…W
SK…Wシリーズ。なめらかな位置決めを実現
開発中のフル防塵仕様直動機器
防塵防水カバー付きリニアウェイ

上記展示・セミナーの他、IKO各製品の展示や、リニアウェイ組み立て体験コーナーなど、ご来場の皆さまが楽しみながらIKO製品に触れられる機会です。

「普段IKO製品を使用しているけど他にはどんな製品があるんだろう?」「気になる新製品があるから実物を見てみたい」「ベアリングや直動機器について詳しくなりたい」という方は是非ご来場ください。

ご来場特典として鮮烈な切れ味を持つ関孫六の高級爪切りのプレゼントもありますよ。

ご来場をご検討されている方は右記QRコードから事前登録をお願いいたします。

(https://biz.q-pass.jp/f/6773/www.ikont.co.jp)


行きたいけどまだ迷っている、という方もご登録ください。

展示会詳細は下記の通りです。

日時:2023年2月28日(火) 10:00~19:00

3月1日(水) 9:30~16:00

会場:京都パルスプラザ 第1展示場

(京都府伏見区武田鳥羽殿町5 TEL:075-611-0011)

日本トムソン様特設サイトはこちら→

(https://lp.k3r.jp/nippon_thompson/ikotodayinkyoto)

IKO製品のお見積依頼、ご購入希望は下記お問合せよりお願いいたします。

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なくてはならない部品「ベアリング」の仲間たち | FA部材

なくてはならない部品「ベアリング」の仲間たち

回転部品を支える「ベアリング」。機械の奥深くに使用されているためなかなか目にすることはできない部品です。ベアリングの働きはとても重要で、もしこの世にベアリングがなければ、産業や文化がここまで発達しなかったかもしれません。製造機械だけでなく自動車や電車、新幹線やブルーインパルスにも使用されているベアリング。今回はなかなか見る機会がない様々なベアリングについてご紹介します。 回転するほとんどの機械に使われている この部品は「ベアリング」、別名「軸受(じくうけ)」とも言われ、回転する機械にはほぼ使われているといってよい部品です。機械の奥深くにあるため「縁の下の力持ち」なんていわれることもあります。ベアリングには様々な種類があり、それぞれの特長を活かし使われています。 ベアリングには様々な種類がある 高速回転ができて音も静かなので自動車や家電に使用されている「深溝玉軸受」 深溝玉軸受 一方向からの力を受けるのに適していて各種コンプレッサーやエレベーター巻き上げ機に使用されている「アンギュラ玉軸受」 アンギュラ玉軸受 垂直方向の力を支えることができ多くの工作機械に使用されている「円筒ころ軸受」 円筒ころ軸受 垂直方向だけでなく軸と同じ方向の両方の力を受けることができ自動車に使用されている「円すいころ軸受」 円すいころ軸受 軸のたわみを自動で調整することができ鉱山の設備や製紙工場などで使用されている「自動調心ころ軸受」 自動調心ころ軸受 ベアリングはいくつもの種類があり、それぞれに特色があります。なかなか目で見ることができない部品ですが、私たちの生活になくてはならないものには間違いないですね。 ベアリングは省エネにも役立っている 回転や往復運動をする場合、部品同士の摩擦が発生します。摩擦のせいで力やエネルギーをうまく伝えることができなくなるだけでなく、部品同士が摩耗してしまい抵抗が生まれます。抵抗を抑えて動かすためには、多くのエネルギーが必要です。 ベアリングはそんな摩擦や抵抗を抑えて、省エネルギーで部品を動かすためになくてはならないものです。例えば、自動車1台に使用されているベアリングは100個以上もあります。 もしこの世にベアリングがなかったら…部品を動かすため余分なエネルギーが必要になります。その量はなんと日本だけで原油50万リットル!しかもこれは日本の自動車だけの計算です。世界中で考えると恐ろしいほどの原油が必要になってしまうのです。 ベアリングの進化は止まらない どんな機械にもなくてはならないといってもよいベアリングですが、無敵ではありません。最大の弱点は「腐食」です。これから先のメインとなるだろう電気自動車(EV)やハイブリット自動車(HV)の駆動モーターをサポートするベアリングには電流が通過するため電気化学的腐食(電食)が発生してしまいます。この電食の発生を防ぐには「耐電食対応のベアリング」が必要です。 弊社が取り扱うNACHIベアリングには「耐電食性ベアリング」があります。EV化に適したベアリングについて聞いてみたい方は、常盤産業にお問合せください。

「液晶」を使った世界初の潤滑剤 | FA部材

「液晶」を使った世界初の潤滑剤

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 「ものには、固体と液体と気体という3つの状態がある」という話を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。 例えば、私たちがよく見る水は「液体」ですが、この水が冷えると氷という「固体」となり、温まると水蒸気という「気体」になりますね。普通の物質はこの話の通り、3つの状態があります。しかし、一部の物質では、この他の状態があるのだそうです。その状態の一つに液体と固体を併せ持った状態があり、「液晶」といいますよ。 「液晶」と聞くと、テレビとかモニターと後に続けたくなりますね。液晶の状態になる物質の内、ネマティック液晶と呼ばれるものと偏光板を使用して映像を映し出す装置を液晶テレビとか液晶モニターと呼んでいるのだそうです。 さて、この液晶、実はテレビやモニター以外にも活用されています。それはなんと、潤滑剤として。一体どういうことなのでしょう? 日本トムソン社が開発した液晶潤滑シリーズは、従来の潤滑剤である油やグリースではなく、液晶化合物のみで構成された「液晶潤滑剤」を採用した世界初のニードル・直動案内機器です! 油やグリースは見たことがあっても、この液晶潤滑剤を見たことのある方はいないのではないでしょうか。外観はこんな感じです。硬めの絵の具のような、ハンドクリームのような、ヘアワックスのような、なんとも言えない見た目です。これ、本当に滑るのでしょうか。 実は、私は液晶潤滑剤をビニール袋の上から触ったことがあるのですが、意外にも、「ぬめっ」とするというか、「さらっ」と逃げるというか、指と指の間から上手く滑り出てしまう不思議な感触でした。 この液晶潤滑剤を使用することによってどのような良いことがあるのでしょうか。 従来のグリースを上回る潤滑性能 常温下、高温下どちらの環境でも従来のグリースと比較して大幅に優れた潤滑性能を発揮します。高温下での負荷耐久試験ではふっ素系グリースの6倍、常温下の試験ではなんと70倍を超える結果を残しています。 優れた摺動特性 液晶潤滑剤は、一般的なグリースの基油と比べて金属表面への高い密着性を備えています。低速から高速まで、広い速度域で抵抗を抑えることができますよ。高速度・高精度な位置決めにもピッタリですね。 多様な環境に適応する汎用性 液晶潤滑剤はリチウム石けん基グリースの10分の1未満という低発塵性と、100℃の高温環境でも重量減少ゼロの優れた蒸発性を兼ね備えています。さらに真空環境下でも良好な耐久性とアウトガス特性を誇ります。 そのため、日本トムソン社の液晶潤滑シリーズはクリーン環境、高温環境、真空環境など様々な環境下で安定して活躍できますよ! 油でもグリースでもない全く新しい潤滑剤、「液晶潤滑剤」を使用した日本トムソン社の液晶潤滑シリーズ。過酷な環境にも対応し、高い性能を発揮します。 ご購入、お打合せ、詳細紹介のご希望は常盤産業まで。まずは下記のお問合せボタンより。お待ちしております!

世界を制覇したベアリング EV化へ耐電食性を高めさらに無敵に | FA部材

世界を制覇したベアリング EV化へ耐電食性を高めさらに無敵に

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 「ベアリング」ってどこかで聞いたことはあるけどよくわからない…って方、多いです。 ベアリングを日本語でいうと「軸受」。回転する部分の多くにはベアリングが使われているのですが、なかなか目で見ることができません。機械を動かすためになくてはならない存在であるにも関わらず存在が薄い…。 今回は縁の下の力持ちである「ベアリング」についてのお話です。 ベアリングは何をする? ベアリングは部品同士の摩擦を減らしスムーズな動きをするために欠かせない部品のひとつです。摩擦を減らすことで機械の寿命が延びるだけでなく、動かすエネルギーの節約までする優れものです。 小さなものも大きなものも高速回転も低速回転もベアリングがないと、うまく動かないのです。 自転車や車はもちろん大きなものなら飛行機やロボット、小さなものなら歯医者さんで歯を削るためのドリル「ハンドピース」にも使われています。 ちなみに車に使用されているベアリングは…100個以上!すごいですね。 もしもこの世にベアリングが無かったらどうなるのか ベアリングがなかったら、機械を動かすための燃料が今よりもさらに必要となります。その量は日本だけでなんと年間50万リットル! 2リットルのペットボトルに入れるとざっと25万本。ドラム缶に入れて並べると、沖縄から北海道までつながってしまうほどの量です。 これはベアリングに、部品と部品の摩擦を減らすだけでなく、部品から部品へと力を無駄なく伝え燃料を節約する働きもあるからです。機械を動かすためには、多くの燃料が必要ということがわかるだけでなく、ベアリングによって節約されていることがわかります。恐るべきベアリング! ベアリングは機械の中に入っている部品です。なかなか見る機械がないので、ここでご紹介します。 キレイですよね。デザイン的にも指輪やペンダントトップにしても良いのでは…と思ってしまいます。 ベアリングは世界を制覇した部品 ベアリングは輪の大きさや形式によって型番が決まっているのですが、その型番は世界共通です。型番「★★★★ZZE」という番号さえ分かっていれば、ドイツでもスイスでもアメリカでも…どこでも同じものが手に入ります。 それくらい、さまざまなものに使用されていてなくてはならない存在なのです。これはもう世界制覇達成です。ベアリングに国境はありません。 そんなベアリングも無敵ではありません。スムーズに動くためには定期的なメンテナンスや潤滑が必要です。また機械の使用環境によっては、「腐食」してしまう場合があります。機械の運命を左右するといってよいベアリングが不具合を起こすととても大変です。 今後普及が見込まれる電気自動車(EV)やハイブリッド(HV)においては、駆動モータをサポートする軸受に電流が通過することで電食が発生することから、軸受メーカ各社は耐電食の対策を行っています。弊社取り扱いのNACHIベアリングはEV化に適した独自(樹脂インサート)の耐電食性ベアリングをご用意しています。詳しく聞いてみたい…と思ったら是非常盤産業にご相談ください! まずは下記お問合せボタンより。お待ちしております!

工業業界でも活躍!内視鏡 意外と知らない!?シリーズ1 | FA部材

工業業界でも活躍!内視鏡 意外と知らない!?シリーズ1

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 皆様、胃カメラを飲んだ経験はありますか? 私が以前飲んだ時は苦しいし涙も鼻水もでるし……、脳裏に串刺しで丸焼きにされるお魚のイメージが浮かんでいました……。 あまり進んで飲みたいものではありませんが、その時初めて自分の胃の中を見て自分の身体なのに自分の身体と思えないような、ちょっと不思議な感覚を覚えました。 胃カメラとは、デジカメやスマホではなく、長い管状の内視鏡を飲み込んで胃の中を撮影する医療技術です。 身体をメスで切り開かずとも内臓の中を見ることができる、スゴイ技術ですよね。 ところで、胃カメラに使われる内視鏡、実は工業業界でも活躍しています。 ということで、今回は「意外と知らない⁉シリーズ」第1弾として、工業業界で活躍する内視鏡についてご紹介いたします。 かんたんなご紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。 工業用内視鏡は、医療用に使われるものと同じく、人が直接見ることのできない場所の状態を確認することのできるものです。 大きく分けると、ファイバースコープ、ビデオスコープ、硬性鏡の3つに分類することができますよ。 それぞれの特徴は以下の通りです。 ・ファイバースコープ 片方の先端にレンズ、もう片方に接眼レンズを取り付け、その間を光ファイバーの束がつなげている構造をしています。 光ファイバーを通してレンズで見ている画を接眼レンズまで届けます。光ファイバーは柔軟性がある為、見る対象物の内部が曲がっていてもそれに沿って入っていくことができます。 ただ、光ファイバー1本1本がカメラの目の役割を果たす為、観察者の目に届く画にはファイバーの境界線が影となって写り込むことを避けられません。 狭い設備の奥や曲がった配管の中など、見たくても人の目では見れない部分の点検等に使われていますね。 ・ビデオスコープ曲げられる柔らかいケーブルの先端にビデオカメラがついた装置です。上記のファイバースコープより長いケーブルを使うことができ、さらに数十倍から数百倍の高画質で観察ができます。さらにさらに、LEDと組み合わせてより省電力になったり、録画機能がついたり、と近年でも技術がどんどん向上し、活用範囲が広がっている内視鏡ですよ。こちらもファイバースコープ同様、見たくても人の目では入り込めない場所のものを見るのに使われています。 ・硬性鏡 上記の二つとは違い、硬くて曲がらない内視鏡です。ボアスコープとも呼ばれます。 視野方向が多彩で、チューブからまっすぐ先を見るタイプの他に、斜め前方を見るタイプや、横方向を見るタイプ斜め後方を見るタイプなど、見たい対象や状況に応じて選定することが可能。 また、光学レンズがついている為ファイバースコープと比較して光を集めやすく、クリアな映像を期待できます。曲がらない為、曲がりくねった配管の内部の観察などには向きませんが、筒の内径の全体像を見たい時などに力を発揮しますよ。 これらの内視鏡は自動車のエンジン部品の内部検査、食品を輸送する管の内部検査、溶接部の内側確認、成形品の内側バリ検査など、様々な用途で使われています。 気になる、相談してみたい、という方は下記お問合せよりお願いいたします。

エコで安全な切削加工液 摩周工 | FA部材

エコで安全な切削加工液 摩周工

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 バナナの皮って本当に滑るのでしょうか。 マンガやゲームの中ではバナナの皮を踏んで転ぶ人物や、スリップする車を見たことはありますが、私は未だ、現実世界においてバナナの皮で転ぶ人を見たことがありません。そもそも、バナナの皮が床に落ちている状況に遭遇したことがありません。 調べてみると、本当に滑るんだそうです。 北里大学医療衛生学部の馬渕教授の研究によれば、靴で床を直接踏むのに比較して、靴と床の間にバナナの皮を挟むと6倍も滑りやすくなるのだそうです。その滑りやすさは摩擦係数0.066。これは雪の上のスキー板くらいの滑りやすさです。ちょっと踏ん張ったくらいでは転ぶのを防げなさそうですね。 尚、マンガやゲームではバナナの皮で滑って転んでも大ごとになりませんが、現実世界では頭や腰をぶつけたり骨折したり、場合によっては障害が残ったり死亡したり、と大変危険です。 気になっても実際に踏んでみるのはおやめくださいね。また、バナナの皮に限らず滑りやすいものを床面に放置することも絶対にしてはいけません。 さて、人の靴底が滑るのは大変危険ですが、切削加工をする時にはスルスルと滑らかに加工したいものですよね。 その為には切削加工液を使用することが重要ですが、加工効率はもちろん、環境への影響や安全性も考えて加工液を選定する必要があります。 そこで弊社は水と植物由来の原料から成る水性切削加工液「摩周工」をオススメします! この摩周工は環境に優しく、安全性も高く、水性なのに高い潤滑性能を持つ、夢のような切削加工液なんです。 その特徴をご紹介していきますね。 ・環境に優しく処理がかんたん 鉱物油や塩素化合物・硫黄化合物を含んでおらず、水と植物性脂肪酸でできている為、焼却処分・埋設処分といった廃液処理の必要がありません。市町村で定められているBOD、CODの基準濃度にすることにより一般排水できます。 ・高い安全性 pHは弱アルカリ性で皮膚への刺激が少ない特徴をもっています。また、NSF認証も取得しており、食品加工の現場でも使用可能な程の安全性を誇りますよ。ホウ素や殺菌剤も使用しておりません。 ・油性をもしのぐ潤滑性能 一般的に水用性の切削加工液は油性のものと比較して潤滑性能は劣る傾向にありますが摩周工は油性にも負けない潤滑性能を誇ります。 曽田式四球試験(※)で油性のものと比較した結果、油(油性粘度80 硫黄3.67%)のものは11.0kg/㎠の圧力が限界荷重だったのに対し、摩周工はなんと!13.5kg/㎠の圧力まで耐えることができました!油性よりも摩周工の方が潤滑性能において優れている、という結果です! 1㎠というと指先くらいの広さです。その狭い範囲に13.5kgの圧力がかかっても平気、と思うとすごい性能ですね。 水性なので油性にはない冷却性能もしっかり持っています。 1.5Lのペットボトル9本で13.5kgです ※固定されたスチール製試験球3つに潤滑剤をまとわせ、上から同素材の球1つを押し付けて荷重を加え回転させる試験。潤滑剤が切れると球表面の焼き付きが発生する。焼き付かない最大の荷重を求めることで潤滑剤の耐荷重能力を試す試験である。 環境にも人にも優しく、しっかり潤滑性能も高い摩周工。 金属加工の切削加工液、潤滑剤、洗浄剤にはもちろん、溶接のスパッタ付着防止剤や自動車・オートバイの金属部分の防錆・潤滑・清浄剤としてもお使いいただけます。 油性加工液を使用しているが廃液処理が面倒、水用性加工液を使用しているが潤滑性能に不満がある、という方は是非一度お試しください! お問合せは下記ボタンよりお願いいたします。

フィルタとエレメントの違い 知ってるつもりシリーズ4 | FA部材

フィルタとエレメントの違い 知ってるつもりシリーズ4

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 業界や製品にまつわる専門用語っていろいろありますね。みんな当然知っているような雰囲気で使っていますが、「実はよく知らないけど今更誰にも聞けない」、「知ってるつもりだったけどよく考えるとあまりわかっていない…」ということ、あるのではないでしょうか。私はあります。 今回は「知ってるつもりシリーズ」第4弾として、フィルタとエレメントの違いについてご紹介いたします。簡単な紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。 フィルタ、エレメント。どちらも油などの流体内の不純物を濾して流体をきれいにするものです。メーカーによっては同じものを指すこともあるようですが、弊社取り扱いの大生工業製エレメントとフィルタは明確に違うものです。 ・フィルタとは流体内の不純物を濾す部分全体を指します。ケース部分とろ紙部分をまとめたものです。その為、「そろそろ不純物がフィルタ内にたまってきたから、常盤産業にフィルタを注文しよう!」とご注文いただくと、交換が必要なろ紙の他に交換しなくて良いケース部分も一緒になったものを納品させていただくことになります。コーヒーのドリッパーとペーパーフィルターのセットのようなイメージですね。 ・エレメントとは流体内の不純物を濾す部分の中のろ紙部分のみの呼び方です。ろ紙部分といっても紙製だけでなく、用途に応じてステンレス製のものやグラスファイバー製のものもあります。「そろそろ不純物がフィルタ内にたまってきたなぁ」という場合はエレメントを弊社にご注文いただくと、交換用のろ材のみ納品させていただきます。(清掃により、くり返しご使用いただけるエレメントもあります)コーヒーの例でいえばペーパーフィルターのような役割です。 常盤産業では主に油圧装置用、工作機械用の大生工業製フィルタ・エレメントを取り扱っております。ご注文いただく際には、必要なのはフィルタなのか、エレメントなのかをよくご確認の上ご注文ください。(一部型式ではフィルタとエレメントが一体化していることがあります) 今お使いのフィルタについて困りごとがある、エレメントの目詰まり状態を把握できるようにしたい、保守用に予備のフィルタやエレメントを購入したい、というご相談は下記のお問合せよりお願いいたします。

革命!ワンタッチでアジャスタ調整 フリーアジャストナット | FA部材

革命!ワンタッチでアジャスタ調整 フリーアジャストナット

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 生産現場や工事現場で数多く使われているナット。無くてはならない存在ですし、レベル出しや位置決めなど様々なことに使用でき大変便利なものですね。しかし、思ったことはありませんか?「長いねじにナットを取り付けるのが大変!」「もっと楽にアジャスタ調整できたらいいのに…」 そんな方に朗報です。フリーアジャストナットなら、長い距離くるくるくるくるナットを回す日々にさよならできます! こちらがフリーアジャストナットです。一般的なナットよりもゴツい印象ですが、ワンタッチでナット機能のオン・オフができるため、くるくる回さなくてもあっという間に目的の位置へスルスル移動させることができちゃいます。革命的なナットですよ! まずはこちらの動画をご覧ください! https://www.youtube.com/watch?v=uuY0qFjM1HE スルスル具合をご確認いただけましたか?革命的ナット フリーアジャストナットの特徴は下記3点です。 ・強度が必要なところにも安心!許容荷重はなんと6800N!軽く簡単に移動させられるのに強度が必要な場所にも対応できますよ。しっかり強度試験も行われており、安心です。 ・誰でもできる!かんたん操作ナット機能の切り替えはフリーアジャストナットの外装部のつばを持って引き上げるだけ。大きな力や工具は必要なく、かんたんに操作できます。さらに、ナット機能をオンにすれば、通常のナットのようにくるくる回して微調整やスパナでの締め付けも可能です。 ・一目でわかる安全確認機能うっかりナット機能がオフになったまま手を放して落下!という事態を防ぐ為にわかりやすい安全確認マーキングがついています。ナット機能がオフになっていると赤いマーキングがでるので、手を放す前にマーキングが隠れていることをしっかり確認すればOK! このフリーアジャストナット、幅広い活躍が期待できます!加工機器や作業台のレベル取りの他、自由なスライドとネジによる微調整を活かして送りネジ用にしたり、頻繁に取り外す治具やワークの簡易固定にも。 気になるけど実物を見て、形状や動作を確認しないと不安だなぁ、という方には無料サンプルを貸し出ししております。期間と使用予定の製品や箇所を添えてご相談ください。お問合せは下記のお問合せフォームからお願いします!

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静音・防傷・コンパクト!樹脂付きカムフォロア

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 ガイドローラや搬送ローラなど、様々な場面で活躍するIKO(日本トムソン株式会社)カムフォロアにこの度、精密機器や軽いワークにピッタリな樹脂巻付けタイプが仲間入りしました! IKOの子会社、UBCの製作する 樹脂付きカムフォロア CFLシリーズです! 特徴は下記3点です。 ・コンパクト!IKOのCFLシリーズは外輪に樹脂を一体化させている為、一般的な樹脂付きカムフォロアに比べ、外輪外径比マイナス33%!標準品カムフォロアと同寸法を実現している為、設計変更せずに置き換え可能です。 ・静かで傷をつけない!外径の樹脂が振動・衝撃を吸収するのでカバーやシートが無くても大変静かです。また、相手面を傷つけにくい為、デリケートな精密機器の搬送にも適しています。 ・メンテフリー!外径が樹脂な為、外径面への給油なしで長時間使用が可能です。そもそも油穴がなく、周辺環境を汚染しないため、食品などを扱う現場でも活躍します。 許容荷重が比較的大きいPOM使用の自己潤滑タイプと、弾性のあるTPU(硬さショアA90)使用の衝撃吸収タイプの2タイプをラインナップ。ご使用いただく環境や対象ワークの特性に応じて選定いたします。 置き換えたいけど条件に合うか、こういう環境でも使える?、とにかく詳しい話を聞いてみたい!という方は下記お問合せよりご連絡ください。Web打合せも可能です。