クーラントタンクのスラッジ掃除も旋回ノズルなら楽々 | 自動化・省人化

クーラントタンクのスラッジ掃除も旋回ノズルなら楽々

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。クーラント液は、工作機械にはなくてはならないものです。もし、クーラント液がなかったら、工具が高温や摩擦によって寿命が短くなってしまいます。さらに、熱による膨張や切削面の抵抗が大きくなり、精密な加工ができないことも。これでは製品の品質維持にも支障をきたしてしまいます。クーラント液は工作機械にとって本当に重要なのですね。 クーラント液同様にクーラントタンクの掃除も性能維持にとても大切なこと。弊社がおすすめしているのは、「ASK社の旋回ノズル」です。ASK社の旋回ノズルをおすすめする理由とは…。 スラッジを浮き上がらせてまるごと回収 タンク内は、金属粉や切削屑、油分などが溜まり時間と共に沈殿し、固まります。固まった沈殿物はスラッジと呼ばれ、強い臭いを放つものもあります。クーラントタンクの性能を維持するためには、クーラントタンクの清掃でスラッジを取り除かなければならないのですが、掃除にはとても時間がかかり厄介な作業です。こんなときにおすすめしたいのが、ASK社の旋回ノズルです。 ASK社の旋回ノズルは、タンク内で360°ぐるっと回転しながら、旋回流を発生させ底に沈殿した金属粉や切削屑といったスラッジを浮かび上がらせます。浮かび上がったスラッジはタンク内を漂いながらポンプで吸い上げられてフィルターでまるごと回収!これならクーラントタンクの清掃がしっかりできますね。 https://youtu.be/X7IzBUGYRTU クーラントタンクの掃除の頻度を減らせるだけでなく、クーラント液の劣化を防ぎます。さらに、タンク内に旋回流を起こすことで、温度を均一にできます。その結果、加工精度が落ちることもなく、機械に負荷がかかることもありません。 たかが旋回ノズル、されど旋回ノズルですね。 実際に利用されている企業(自動車部品製造工場)の方に聞いてみると… ・従来のタンク管理システムで沈殿物の掃除頻度が高く、時間がかかっていたが、この旋回ノズルに変えてからは、清掃時間が短縮し生産能力が向上し人件費の削減にまで効果があった。・低流量で安定して旋回するので、新たなポンプを追加せずにず既存のポンプやタンクを使用し導入コストが安く済んだ。・機械をしばらく止めていても、タンク内で固まらず起動時に旋回できた。などの評価をいただいております。 今ある設備に使えるのか、追加するにはどんな工事が必要か…など、気になったらお気軽にお問い合わせください。弊社の担当者が丁寧にご説明いたします。 クーラントタンクの清掃の設備については常盤産業にお任せください。 ・弊社の取り扱い製品こちらからご覧いただけます ・弊社が手掛けた事例はこちらからご覧いただけます ・自働化・省人化に関する他の記事はこちらからご覧いただけます ・画像を活用した設備はトキワシステムテクノロジーズへ

協働ロボットで自働化 | 自動化・省人化

協働ロボットで自働化

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 ここ数年の間にロボットの存在がとても身近になりました。例えば、ファミリーレストランで料理を運ぶロボットや掃除するロボット、倉庫でピッキングをするなど人と共に働くロボット。これから先は、ロボットから提供されたり、共に働くことが「当たり前」になっていくのではないでしょうか。人と共に働く協働ロボット。協働ロボットで自働化を導入するとどんなメリットがあるのでしょうか。 協働ロボットの役割 最近、ピッキングや引っ越し作業など人と共に働くロボットがテレビCMで多く登場しています。人と共に働くロボットは「協働ロボット」といいます。なぜ企業が協働ロボットで自働化していることをアピールするのか…。それは品質の安定と作業の速さを伝えたいからではないでしょうか。 協働ロボットで自働化するメリット 特に人と共に働く協働ロボットは、頼りになる「助っ人」です。人が行う仕事を完全にロボットに置き換えるのではなく人が主導権を握りながら行います。例えば、繰り返しの作業が多い工程をロボットに任せることで、人は他の仕事に時間を使うことが可能です。この他にも協働ロボットで自働化するメリットはいくつかあります。 ① 作業効率が上がるロボットの強みは、正確で速い作業を維持できること。作業内容によっては、人が行うよりも速いスピードで作業効率を上げることができます。例えば、製造業で協働ロボットの導入をすれば、部品の組み立てはロボット、人は品質管理に注力を注ぐ…なんて役割分担も可能です。 ② 危険な作業を任せられる人が作業するには危ない場所、高温や有害物質を扱う作業をロボットに任せることで人の安全性が確保できます。事故なく安全に作業することはとても大切。人と共に働くロボットは、まさに助っ人的存在ですね。 ③ 労働力不足を補える少子高齢化の影響で「働く人=労働人口」が減り続けています。今は、なんとか人員確保ができても、数年後はどうなるかわからない、どんなに待遇を良くしても人が集まらない、今いるスタッフに退職されたらどうしよう…。 協働ロボットの助っ人があればこんな労働者不足の不安からも解放されるかもしれません。 作業内容にあったロボットを選ぶには 協働ロボットは、種類が多く性能も違います。ロボット選びのポイントは、どの工程をロボットに任せるかをきちんと見分けることです。 例えば、せっかくだからいろんな作業ができるロボットを選んでも使いこなせなければ、効果が出ないでしょう。また、設定や操作が難しすぎるロボットは「お世話をする」という新たな仕事が増えてしまい、かえって負担になってしまうことがあります。協働ロボットで自働化するには、ロボット選びが重要です。 協働ロボットと共に働く新しい時代 人の作業を丸ごとロボットにさせるのではなく、ロボットにはロボットが得意なことを人はロボットを管理しつつ、人にしかできない仕事をする…。これは人が持つヒューマンスキルがあるからこそできることです。人にしかできない技術といっても過言ではありません。 人とロボットがお互いの仕事を分担することで、人は知識を高める…「協働ロボットで自働化」は、これからの働き方なのかもしれないですね。 我が社に合うのはどんな自働化? 初めての自働化導入は、わからないことばかりです。自働化導入前の企業の多くが悩んでしまうこととは…。 ロボットにどんな工程を任せればよいか… 設置場所はどこがよいか… どれくらい費用がかかるのか… 専門用語でなく分かりやすく説明してほしい… などなど。協働ロボットで自働化をする際は、常盤産業にご相談ください。 弊社には、半導体専用機設備の経験者や電子部品関連の専用機メーカー経験者がおり、安心してご相談いただけます。 構想や仕様書の作成や補助金を活用した自働化についてもご相談いただけます。 構想からメンテナンスまで自働化のことなら常盤産業まで ・自働化・省人化に関する他の記事はこちらから ・弊社が手掛けた事例はこちらから ・画像を活用した設備はトキワシステムテクノロジーズへ

カメレオンコードなら物流業の誤出荷を減らせる | 自動化・省人化

カメレオンコードなら物流業の誤出荷を減らせる

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。探し物に費やす時間は、年間80~150時間もあるとのこと。ちょっと驚きです。この時間を有効に活用するためには、探す時間を減らすこと。すなわち、物を減らすことと効率よく物を管理することです。でも私物ならともかく、仕事で使う物や製品を減らすなんてことは、不可能ですよね。それなら効率よく管理する方法を探してみてはいかがでしょうか。“探し物を探す時間を減らすための方法を探す…(回文のようですが)”。今回は、効率よく物を管理でき、物流業界の誤出荷をゼロにするカメレオンコードの活用法についてご紹介します。 防げない誤出荷 多くの製品の中からピッキングして発送するのは、意外と難しい作業です。製品を間違えてしまうことも多々あります。故意に間違ったわけでもないのに、誤配の謝罪や再発送、返品処理など、ひとつのミスで無駄な作業が増えてしまいます。時間が無駄になるだけでなく、会社の信用が落ちてしまうことも。 カメレオンコードを利用すれば、こういった誤出荷を大幅に減らせます。 なぜカメレオンコードが誤出荷を防げるのか カメレオンコードで誤出荷を減らせるのは、既存のタブレットやスマホでカメレオンコードをピッとするだけで、出荷先が読み取れるから。言い換えればカメレオンコードが住所ラベルの代わりをしているのです。しかも一度に100個ものコードを読み取れるので、出荷作業後トラックに載せる前にピッと読ませて、配送先を一度に確認することも可能です。カメレオンコードで誤出荷防止すれば、後処理にかかる手間まで省けますね。 カメレオンコードなら棚卸作業の時間も短縮できる スタッフが嫌がる「棚卸作業」。多くの製品を数えてリストに記入し、入力する…。とても手間がかかってしまいます。でもカメレオンコードを利用すれば、短時間で済ませられます。例えば… 棚卸の対象物にカメレオンコードを貼る 棚卸リストをもとに棚卸を開始 カメレオンコードを認識しデータを読み取る 管理サイトでリアルタイムに確認ができる(CSV、API連携により他のシステムとの連携も可能) これなら棚卸作業のために出荷が止まる…なんてこともなくなるので、業務効率が上がりますね。 在庫管理の他にもカメレオンコードは、作業者の所在管理や施設の入退管理、トラックヤードでの車両入退場管理などに利用されています。 カメレオンコードで物の管理が楽になる 持ち出す可能性のある物にカメレオンコードを貼っておけば、誰が持ち出したかがわかります。間違えた場所に保管されている物もカメレオンコードをピッとするだけで、本来の保管場所がわかります。迷子の 物が減り、時間の無駄使いが減るということです。 もし、それぞれの家庭でカメレオンコードが利用できるなら、冷蔵庫の中の食品管理にうってつけではないでしょうか。冷蔵庫の中をピッとするだけで、食べ忘れていた食材に気づき、賞味期限内に使い切ることができるかもしれません。 カメレオンコードは低コストで導入できる 4色の組み合わせで7兆通りのコードができるカメレオンコード。印刷は既存のカラープリンターで印刷ができ、読み取りは既存のスマホやタブレットでできます。初期費用が安く、コスパが良いというのも魅力です。 どんなところで利用できるか…どれくらいの手間を省けるか…お気軽にお問い合わせください。 この他にも作業者の所在管理や施設の入退管理、トラックヤードでの車両入退場管理などにカメレオンコードが利用されています。 弊社では、お客様のご要望をお聞きして、ご納得いただける提案をさせていただきます。カメレオンコードについてのご質問は、下記のボタンから お待ちしております。 ・自働化・省人化に関する他の記事はこちらから ・弊社が手掛けた事例はこちらから ・画像を活用した設備はトキワシステムテクノロジーズへ