これまでのデメリットをメリットに変えたロボット | 自動化・省人化

これまでのデメリットをメリットに変えたロボット

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。「自働化」って言葉では理解しているけど、我が社には関係ないとお考えではないですか?自働化することで生産を止めることなく動かすことができます。今までのロボットが苦手だった多品種少量生産ができ、移動もプログラムも簡単、位置決めも不要な「賢いロボット」なら自働化するメリットがあるのではないでしょうか。今回はテックマンロボットについてご紹介します。 労働人口の減少は他人事ではない 少子化や高齢化により労働人口が減り続けています。この現象は、「今、現在」だけのことではなく、この先ずっと続くと予想されています。 ・スタッフを募集してもなかなか集まらない…・退職する人が増えている… こんなことがあるなら、もう労働人口減少化の影響を受け始めているかもしれません。 このままでは、どんなにお給料をあげても働いてくれるスタッフが集まらず、生産に影響がでてしまう可能性があります。 「今」だけでなく3年後、5年後の未来を見据え「自働化」を考えてみてはいかがでしょうか。 自働化で失敗しないために知っておくこと 自働化にはメリットだけでなくデメリットもあります。まずは自働化のメリット、デメリットについて知りどんな自働化が必要であるかをイメージしてみましょう。 【メリット】 人件費を削減できるロボットなら休日出勤も残業代も必要ありません。しかも1年365日稼働させることが可能です。 スタッフ育成の時間を削減できるスタッフを育成しても退職されるとまた一から育成しなければなりません。ロボットなら作業内容をプログラムするだけで作業ができます。採用のたびに何度も教える時間の節約が可能です 。 生産性を把握できるコロナ渦ではスタッフの急なお休みで生産性が変動し、苦労した方も多いはず。ロボットならそんな心配は無用です。生産性の設定も可能で月単位での生産数の変動にも対応が可能です。 一定の品質を保つことができる人がおこなう 作業で避けて通れないのが「ヒューマンエラー」。ロボットなら一定の「質」を担保することが可能です。 【デメリット】導入費がかかる設置するスペースや専用のスペースや導入費が必要になるプログラムを変更するのが大変ちょっとしたプログラム変更も技術専門スタッフに依頼が必要になる一台のロボットで行うことができる作業の種類に限りがある複数の作業をさせたい場合はロボットも複数台必要になるロボットが使いこなせないこともある作業内容にあわない自働化をするとロボットを使いこなせず、ロボットを監視するためのスタッフが余計に必要になる デメリットをメリットに変えるロボットがある テックマンロボットならロボット専用のスペースが不要でプログラムの変更も簡単、一台のロボットで複数の作業を覚えさせることが可能です。 さらには…・ロボットを簡単に移動できる・作業内容はQRコードで簡単に読み込ませることができる・カメラが標準装備なので位置決めが不要で作業できる・アームの先端を変えることで作業内容を無限大にできる テックマンロボットなら多品種少量生産の自働化にもってこいですよね。 例)午前は工作機械Aとして作業→午後は工作機械Bとして1台で複数の作業が可能 自働化は常盤産業におまかせください 実際に自働化するとなると、わからないことがあるのは当然です。 例えば・どの場所に設置するのがよいか…・どんな作業を任せることができるのか…など。 自働化をお考えなら、常盤産業にご相談ください。担当者がお話をお伺いし、貴社 にあったご提案をいたします。まずは下記お問合せボタンよりお問い合わせください。 自働化のことは常盤産業に!お待ちしております。

なくてはならない部品「ベアリング」の仲間たち | FA部材

なくてはならない部品「ベアリング」の仲間たち

回転部品を支える「ベアリング」。機械の奥深くに使用されているためなかなか目にすることはできない部品です。ベアリングの働きはとても重要で、もしこの世にベアリングがなければ、産業や文化がここまで発達しなかったかもしれません。製造機械だけでなく自動車や電車、新幹線やブルーインパルスにも使用されているベアリング。今回はなかなか見る機会がない様々なベアリングについてご紹介します。 回転するほとんどの機械に使われている この部品は「ベアリング」、別名「軸受(じくうけ)」とも言われ、回転する機械にはほぼ使われているといってよい部品です。機械の奥深くにあるため「縁の下の力持ち」なんていわれることもあります。ベアリングには様々な種類があり、それぞれの特長を活かし使われています。 ベアリングには様々な種類がある 高速回転ができて音も静かなので自動車や家電に使用されている「深溝玉軸受」 深溝玉軸受 一方向からの力を受けるのに適していて各種コンプレッサーやエレベーター巻き上げ機に使用されている「アンギュラ玉軸受」 アンギュラ玉軸受 垂直方向の力を支えることができ多くの工作機械に使用されている「円筒ころ軸受」 円筒ころ軸受 垂直方向だけでなく軸と同じ方向の両方の力を受けることができ自動車に使用されている「円すいころ軸受」 円すいころ軸受 軸のたわみを自動で調整することができ鉱山の設備や製紙工場などで使用されている「自動調心ころ軸受」 自動調心ころ軸受 ベアリングはいくつもの種類があり、それぞれに特色があります。なかなか目で見ることができない部品ですが、私たちの生活になくてはならないものには間違いないですね。 ベアリングは省エネにも役立っている 回転や往復運動をする場合、部品同士の摩擦が発生します。摩擦のせいで力やエネルギーをうまく伝えることができなくなるだけでなく、部品同士が摩耗してしまい抵抗が生まれます。抵抗を抑えて動かすためには、多くのエネルギーが必要です。 ベアリングはそんな摩擦や抵抗を抑えて、省エネルギーで部品を動かすためになくてはならないものです。例えば、自動車1台に使用されているベアリングは100個以上もあります。 もしこの世にベアリングがなかったら…部品を動かすため余分なエネルギーが必要になります。その量はなんと日本だけで原油50万リットル!しかもこれは日本の自動車だけの計算です。世界中で考えると恐ろしいほどの原油が必要になってしまうのです。 ベアリングの進化は止まらない どんな機械にもなくてはならないといってもよいベアリングですが、無敵ではありません。最大の弱点は「腐食」です。これから先のメインとなるだろう電気自動車(EV)やハイブリット自動車(HV)の駆動モーターをサポートするベアリングには電流が通過するため電気化学的腐食(電食)が発生してしまいます。この電食の発生を防ぐには「耐電食対応のベアリング」が必要です。 弊社が取り扱うNACHIベアリングには「耐電食性ベアリング」があります。EV化に適したベアリングについて聞いてみたい方は、常盤産業にお問合せください。

富士見町という地名は本当に富士山が見える? | その他

富士見町という地名は本当に富士山が見える?

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。弊社 の本社がある名古屋市中区富士見町。「富士見」という名前から富士山となにか関係があるのでは…と思ってしまいます。 しかしここは、名古屋のどまんなか。ほんとうに富士山が見えて いたのでしょうか。調べてみると意外な事実が…。今回は「富士見町から本当に富士山が見えるのか」について調べてみました。 「富士見」という地名は全国にある 日本各地に「富士見」という名前がつく地名は、北海道から九州までの37都道府県で、なんと400件を超えるとか!それら全ての「富士見」がつく地名から富士山が見えていたわけではないようです。 北海道には「富士見」とつく地名がいくつもありますが、富士山に似ている利尻富士(利尻山)や蝦夷富士(羊蹄山)があり、それらが見える場所 だからついたといわれています。 また長野県と岐阜県の境にある「富士見台」は“富士山が見たいなぁ”と いう思いから名付け られたという説も残っています。 名古屋の富士見町 はかつて富士見原だった 江戸時代は富士見町ではなく「富士見原」と呼ばれていました。その理由は東別院という場所に小高い丘があり、その場所から晴れた日には東の方向に富士山が見えたことから「富士見原」と呼ばれるようになり、その後1974年 (昭和49年)にいくつかの町が合わさり「富士見町」が成立しました。 葛飾北斎画「尾州不二見 原」に描かれている富士山 あの有名な葛飾北斎の画「冨嶽三十六景」の中の「尾州不二見原」にも大きな桶の中にちょこんと見える富士山が描かれています。 現在の富士見町は、ビルやマンションが立ち並び、富士山を見ることはできません。名古屋駅周辺の超高層ビルの最上階に上っても今は富士山を見ることができないのです。 高層建物がない昔なら、お隣の静岡県や山梨県の富士山が見えたのかもしれません。 しかし 近年になり、北斎が描いた 桶の中の富士は富士山でなく、南アルプスの聖岳であるという説も出てきました。 富士山、聖岳どちらの山を北斎が描いたのかは今となってはわかりませんが、遠くに美しい山が見えていた富士見町はすてきな町だったに違いありません。 富士見町には遺跡もあった 1939年(昭和14年)に弥生土器が発掘され遺跡があるとわかりました。以後5回ほど発掘調査が行われ縄文時代土杭や竪穴住居跡、弥生時代の貝塚なども発掘され「富士見町遺跡」と名付けられました。 発掘された貝塚にはハマグリや魚骨、クルミなどもあり当時、近くに川があったのか、それとも行商人から手に入れたのか…なんて想像すると不思議な感覚になりますね。古くから人々が住んでいたことから住みやすい場所だったことがわかります。 常盤産業の本社がある名古屋市中区富士見町。時代を遡ってみると多くの人々が行き交い 、暮らしていた場所であったことがわかります。特に江戸時代になると名古屋城の城下町として栄えていたとのこと。今も変わらず人が多く行き交う町ですが、時にはちょっと空を見上げて富士山はどっちの方角にあるのか…。本当に ここから見えていたのか…。なんて思いを巡らせてみてはいかがでしょうか。

自働化事業部東日本営業所があるのはこんなところ👀 | その他

自働化事業部東日本営業所があるのはこんなところ👀

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。常盤産業は名古屋市中区に本社を構えています。創業は1947年。77年もの歴史があります。国内の支社・営業所は愛知県春日井市と長野県茅野市に、国外は中国に上海事務所と蘇州事務所をもつ企業に成長しました。今回のブログは、自働化事業部東日本営業所の業務内容や地域についてご紹介します。 常盤産業の創業は1947年 常盤産業は今から77年前。1947年(昭和22年)に名古屋市中区老松町で創業し、現在は同区富士見町に本社ビルを構えています。同じ年に創業した企業…いわゆる同級生には、カリモクさん、アサヒペンさん、大和ハウス工業さんなど多くの企業があります。有名な企業がたくさんありますね。 自働化事業部東日本営業所の業務内容は… 弊社の東日本営業所は設備自働化をはじめ、常盤産業のサービスすべてを取り扱っています。大きな設備だけでなく小規模な作業の自働化もお客様のニーズにあったご提案をさせていただきます。担当者は電子部品関連の専用機メーカー経験者や半導体専用設備メーカーの経験者という点も弊社の強みのひとつです。 2020年に茅野市に移転した東日本営業所 長野県諏訪市出身の創業者といえば… 東日本営業所は1962年に長野県諏訪市に開所し、2020年に自働化事業の拡大のため長野県諏訪市から茅野市に移転して現在に至ります。 東日本営業所がスタートした長野県諏訪市。諏訪市といえば、なんといっても諏訪湖。長野県のほぼ真ん中にあり長野県で一番大きな湖です。 諏訪市出身の創業者のひとりに、「ポテトチップス」で有名な湖池屋さんの創業者である小池和夫氏がいます。小池氏は、社名をご自身の名前のまま「小池屋」としてもよいところを「諏訪湖のように会社を大きく成長させたい…」との想い から「湖池屋」としたとのことです。大きな存在だったのですね。 諏訪市といえば…諏訪湖 現在の東日本営業所の所在地ってどんなところ? 茅野市は長野県の南部の南信州地域にあります。南アルプスや八ヶ岳や蓼科山などの山々に囲まれ、景色の素晴らしい街です。 茅野市の水道水は山々に降った雪や雨が地中にしみこみ濾過された天然水とのこと。しかも軟水なので、口当たりがよくお料理にも最適です。景色が良く水も美味しい茅野市。東日本営業所はこんな素敵な街にあります。 水道水は山々に降った雪や雨が濾過された天然水 名古屋から茅野市までは車、電車ともに3時間弱で行くことができます。ちょっとした小旅行って感じですね。しかしリニア中央新幹線が開通すると名古屋から長野まで27分、東京からでも72分で到着の予定です。こうなると小旅行ではなく「ちょっとそこまで…」って感じですね。 弊社の東日本営業所は自働化を導入するにあたっての構想や仕様書も作成いたします。ものづくりの現場でのお困りごとは、我々常盤産業までご相談ください。