もしもサーモグラフィがなかったら… | サーモグラフィ

もしもサーモグラフィがなかったら…

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。サーモグラフィの特長はなんといっても触れることなく温度を測れることです。さらには人の目ではなかなか見えない暗い場所や煙が充満しているような視界が悪い場所でも測定ができます。そんなサーモグラフィは製造業界や医療業界などでなくてはならない存在に。でももしサーモグラフィがなかったら…。私たちの暮らしはどう変わっていたのでしょうか。 サーモグラフィの誕生はいつ? 赤外線が発見されたのが1800年代のイギリス。なんと今から224年も前のことです。日本が江戸時代末期から明治にかけての時代に、赤外線は発見されていました。一般的に実用され始めたのは第二次世界大戦の後。開発の主な目的は軍事使用で、一般の人が使用するにはとても不便なものでした。開発が進み、産業界や医療界に普及し、その後一般向けに広がりました もしもサーモグラフィがなかったら もしサーモグラフィがなかったら、私たちの生活は大きく変わっていたでしょう。非接触で測定可能なサーモグラフィは、あらゆる製造業や化学、医療の分野の進歩に影響を及ぼしていたはずです。 例えば、製造業界では温度の異常を見つけるといった業務が増えていたかもしれません。多くの時間と人数が必要になるため人件費がかさみ、生産性が低下するだけでなく、コストもかかるため製品価格も今と比べ、高くなっていたのではないでしょうか。さらには生産できる数が今よりも減ってしまうため、欲しいものがすぐに手に入らなかったかもしれません。 医療業界においても同様です。体表温度の異常をみつけるサーモグラフィがなければ、症状がでてからの対処となるため重症化してしまうかもしれません。そのため完治するまでに時間がかかったのではないでしょうか。何より患者さんが辛い思いをする時間も延びてしまった可能性があります。サーモグラフィは、産業界や医療業界の進化のスピードを早め、私たちの生活を便利に安定させてくれたとっても過言ではありません。 ゴミ処理場で利用されるサーモグラフィ※異常温度箇所の特定や発火前の温度上昇をとらえ火災防止の目的で利用されている 産業界や医療界以外でもサーモグラフィは活躍中 サーモグラフィは物体から放出されている赤外線量を計測しているので、暗い場所や煙で視界が遮られている場所でも利用できます。人の目では見えないところでもサーモグラフィならみられるのです。この原理を利用し、被災者の発見や火山活動を調べる際の地熱の監視にも利用されています。この他にも人が作業するには危険な鉄道の架線や橋梁など高い場所の過電流の熱検知にも利用されています。 サーモグラフィがある未来は安全でエコ! サーモグラフィを利用することで品質維持や生産性が向上します。品質維持ができれば、不良品が減り資源の無駄を減らすことが可能です。暗い場所もしっかり監視できるので、照明なしでの夜間撮影ができ防犯対策としての利用が可能になります。資源の無駄を減らすだけでなく省エネにも貢献できるなんてエコそのものですね。赤外線サーモグラフィは住みやすい社会を実現するには欠かせない存在になりそうです。 変電設備で利用されているサーモグラフィ※異常発熱の検知や劣化による故障や異常箇所を通知する目的で利用されている サーモグラフィを設備に追加したい!でもどうしたらよい? サーモグラフィに興味があるけど実際の設備に合うのは、どんな機種なのか、どんな機能があるのか…わかりませんよね。でもご安心ください。弊社スタッフがお客様のご要望をお聞きしながらご提案いたします。サーモグラフィが気になったら、お気軽に常盤産業にお任せください。サーモグラフィのことなら常盤産業に。お問い合わせお待ちしております。 サーモグラフィに関する他の記事はこちらから 弊社が手掛けた事例はこちらから

補助金を活用して「自働化」する | 自動化・省人化

補助金を活用して「自働化」する

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。「自働化」したいけど予算がない…と諦めてはいませんか?実は、補助金を活用して「自働化」を実現できるかもしれません。 先月に公表された「中小企業省力化投資補助金〈一般型〉」の対象は、省力化を目的とした「自働化」です。この補助金をうまく活用し、自働化を進めてみてはいかがでしょうか。今回は、中小企業省力化投資補助金〈一般型〉についてご紹介します。 多くの企業が感じている「自働化」の必要性 労働人口の減少が止まらないこれからを見据え、事業を続けていくには「自働化」が必要だと感じている方も多いはず。 ・求人募集をしてもなかなか集まらない・新入スタッフより退職者の人数が多い・新人教育する人がいない もしも、こんな状況なら早急な対策が必要です。 解決策として「自働化」がある 自働化には、すべての工数を設備に置き換える大掛かりなものと、一部の工程だけを置き換えるという2つの方法があります。 一部の工程を「自動化」するだけでも省力化でき、人手不足に悩まされることが減るでしょう。また、人の数が減るので労働災害のリスクも低下します。さらには、作業能力が一定しているのでヒューマンエラーの減少も期待できます。 生産量の問題だけでなく、今いるスタッフを守るためにも、これからの時代には「自働化」が必須なのかもしれません。 補助金を活用して自働化ができる 自働化の必要性は感じている。しかし、予算がなく見送っている…という中小企業の方も多いのではないでしょうか。それなら、補助金を利用して「自働化」してはいかがでしょうか。 2025年3月に受付開始予定の「中小企業省力化投資補助金〈一般型〉」という補助金制度があります。この補助金を活用すれば、自働化も夢ではなくなります。 中小企業省力化投資補助金〈一般型〉とは この補助金は人材不足に悩む中小企業が生産性や業務プロセスなどの効率化を進めるために作られたものです。支援対象となるのは、オーダーメイド設備や個別の現場に応じて組み合わせた設備やシステムを導入する事業計画であれば申請が可能です。 ~中小企業省力化投資補助金〈一般型〉概要~ 補助率  1/3~2/3 (補助金額1,500万円まで1/2もしくは2/3、1,500万円を超える部分は1/3) 受付開始2025年3月中旬(予定) 申請締め切り2025年3月下旬(予定) 補助金を活用して「自働化」するなら常盤産業へ 中小企業省力化投資補助金〈一般型〉を活用すれば、費用を抑えながら「自働化」することができます。補助金を活用して「自働化」をご検討されるなら、まずは弊社にご相談ください。 どの工程を自働化するか…どんなシステムが良いか… 丁寧にヒアリングさせていただき、「失敗しない自働化」のご提案を行います。 また、弊社では、面倒な補助金申請の書類作成サポートも可能です。まずは、下記ボタンよりご連絡ください。 補助金を活用して「自働化」するなら、常盤産業にお任せください。 「中小企業省力化投資補助金〈一般型〉」についての詳しい情報はこちらから(経産省中小企業庁ページ) 自働化に関する過去のブログ記事はこちらから 弊社がこれまでに取り組んだ自働化の「課題解決事例」はこちらから

カメレオンコードなら物を探す<br>タイムロスを省くことができる | 自動化・省人化

カメレオンコードなら物を探す
タイムロスを省くことができる

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 業務効率を上げるために様々な取り組みをしている会社、多いですよね。しかし、なかなか結果が出ないことも。原因のひとつは身近な「無駄」が見えていないからかもしれません。「カメレオンコード」を使えば見えない無駄を知ることができ効率を上げることが可能です。累計100万人もの人々が利用しているカメレオンコードはどんなことができるのでしょうか。 ものを探す時間は無駄な時間 使いたいものがあるべきはずの場所にないとき、イラっとしませんか?特に急いでいるときに限って、使いたいものが出てこない…。こんな経験した方も多いのではないでしょうか。 これって「マーフィーの法則」かもしれません。 ~マーフィーの法則~ ・探し物は探すのをやめたら見つかる ・探し物は最後に探したところにある ・探し物は失くした物を買ったら見つかる でも、仕事となるとこんな悠長なことを言ってはいられませんよね。 ものを探す時間は、無駄な時間。生産能力にも大きく関係してしまう一大事なのです。 カメレオンコードがあれば、こんなにたくさんある部品の中からでも探したいものがすぐにわかる ※1度に100個読み込み可能 無駄な時間を省くためには可視化する必要がある 作業効率が上がらない原因のひとつは作業内容全体が見えていないことです。 例えば…ピッキング作業や治具を使用するときの探す時間。整理整頓もされていて所定位置が決まっていても、その棚や場所を目で探す時間がかかっているのです。 しかし、探している時間なんてほんのちょっとのため「無駄」と感じている方は少なく、見えていないのです。 ほんのちょっと探す時間なんてたいしたことない…と思ってしまいますが、積み重ねると相当な時間になってしまいます。 では、どうすれば無駄な時間を省くことができるのでしょうか。それはカメレオンコードを利用することで解決できます。 無駄な時間を省くカメレオンコードとは カメレオンコードは、次世代カラーバーコードと呼ばれる識別コードです。基本色の組み合わせはシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色です。この4色の組み合わせ方を変えれば、なんと7兆通りにもなるのです。すごいですね! 管理方法は、このカラーコードを管理したいものに貼っておいて… 探したいとき、管理したいときにスマホやタブレットをかざすだけ。 なんとも簡単です。 ピッキング作業に使うなら 例えば、ピッキング作業にカメレオンコードを利用すると… ①管理したいものにカメレオンコードを印刷し貼る  ※印刷は既存のカラープリンターで可能 ②スマホやタブレットをかざす ③パソコンやタブレットなどのデバイスで 「誰が、いつ、どれを作業したか」まで 追跡や出荷記録の管理までできる これなら物を探して、出庫入力をする手間が省けるだけでなくピッキングミスを大幅に減らせます。 カラーコードは、貼るものに合わせることができ、最小のコードサイズは3ミリまで設定が可能です。これなら小さなものにまで貼ることができますね。 こんな治具にもカメレオンコードを貼り管理ができる ※コードは最小3ミリまで認識可能 一度に読めるコードはおよそ100個!デバイスにもよりますが、ある程度の距離があっても認識できます。さらには、動いている物、ある程度の角度があるところからでも読み取りが可能です。 既に全国で累計100万人が使用しているカメレオンコード。設定は簡単なのにいろいろと使い道がありそうですね。気になります。 実用している企業からは… 製造業のある企業では、部品を管理するためにカメレオンコードを使用しています。導入する前は目視による部品棚への入れ間違いをどうしても無くすことができませんでした。そのため必要なものを探すために無駄な時間を使っていました。 しかし、カメレオンコードを導入してからは、スマホやタブレットの画面に棚全体が入るようにかざすだけで、欲しい部品の場所がすぐにわかります。その結果、およそ30%の時間が削減できたとのことです。さらには、使わない部品箱を折りたたみ片付けるようにしたところ、占有スペースが50%削減できたとのこと。 導入企業の声はこちらから 時間だけでなくスペースも有効に利用できるカメレオンコードって業種を問わずいろいろな使い方ができそうです。 カメレオンコードについて詳しく聞いてみたいと思ったら、常盤産業にご連絡ください。 これからもカメレオンコードの便利な使い方をご紹介します。お楽しみに!