映画のようにロボットと一緒に働く日はすぐそこかも | 自動化・省人化

映画のようにロボットと一緒に働く日はすぐそこかも

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 今回は弊社の自働化プロデュース業務についてご紹介します。「自働化」というとなんとなく「ロボット」を思い浮かべますよね。自働化とは人の代わりに機械設備などが何かを行ってくれることですが、ご想像のとおりロボットが活躍することも多くあります。ロボットと一緒に働くってなんだか映画みたい…。そんな近未来の時代がやってきたんですね。その背景には「人」「コスト」「品質」という大きな問題が潜んでいました。私たちに迫る大きな問題とは… 労働力減少問題をどう乗り切るか 内閣府が出した「人口・経済・地域社会の将来像」によると少子化の影響で年々労働力が減ってきているとのこと。総人口に対する労働人口(働く人の数)の比率は2014年でおよそ52%、2060年にはおよそ44%にまで減少してしまう予想です。労働人口44%というのは、働ける人が人口の半分以下になってしまうということです。深刻な問題です。 これから先、あらゆる産業において人手不足になる可能性がでてきます。 熟練のスタッフに任せていた作業もいずれは、他の人に任せていかなければなりません。しかしその人手が確保できない…企業にとっては、大きな問題ですよね。 解決策のひとつにあるのが「自働化」 人手不足の単純な解決策としては人材を集めることです。しかしその人がいない…新しい人材の雇用はなかなか難しい…。それならば人に代わり作業をしてくれる「ロボット」導入という方法もあります。 人に代わり作業を行うことを「自動化」といいますが、単に作業を行うだけでなく人のように製品の不良や不具合を見つけ機械を自動的に止めるという少し高度な作業を行うことを「自働化」といいます。 自働化すると何が解決できるのか 人が作業するうえで無くすことできないのがヒューマンエラー。原因は疲れや慣れによるものです。例えば ・つい見逃してしまった ・うっかりしていた ・見間違えたなど。 これらの原因で品質が落ちてしまうと企業の信用度もガタ落ち…。一度落ちた信用を回復するのは、至難の業で時間がかかってしまいますよね。 自働化ならこれらのエラーを防ぐことができ、品質の維持や向上が期待できます。 自働化するメリットは何がある? 自働化するメリットはエラーを防ぐだけではありません。自働化を導入した企業からは… ・時間をとられていた作業が短時間でできる ・作業専任者が不要なので他の業務ができる ・人手不足問題に悩まされることなく稼働できる というお声をいただいています。 自働化すればスタッフの負担を軽減&生産性の向上が可能 自働化するとスタッフが行う作業の「量」を減らすことが可能です。例えば、今までスタッフ1人が行っていた作業量を「100」とすると一部の作業を自働化するだけで「70」に減らすことも可能です。 そうなればスタッフも働きやすく長く勤めてくれる…なんてこともありそうですね。しかも機械設備やロボットは年中無休で働かせることができるため自働化によって生産性が向上すること間違いなしです。 未来を見据えて準備するのは自働化 今、スタッフに恵まれているからうちの会社は大丈夫。もしこの先、人手不足になったらその時に考えればいいと思っている方…。 たしかに今、お困りでないならすぐに導入を考えなくても良いかもしれません。 しかし自働化することで作業にかかるスタッフの数を減らせれば、新規事業や若手スタッフの教育など「この先のためにやっておいた方が良い」ということに取り掛かることができます。また顧客へのサービスにも時間や人材をかけることができるのではないでしょうか。 未来を見据え、今から準備することが事業の安定や拡大にもつながる可能性があるのです。 自働化するにはどうすればよい? スタッフの負担を減らすことができるだけでなく、品質維持にも向上にも大きく関係する自働化。でも自働化を始めるにはどうしたらよいのでしょう?当然、設備やロボットの導入にはお金も知識も時間も必要です。 それらを全て解決できるのが常盤産業です。弊社では、医療や半導体、食品製造などさまざまな分野の企業に導入実績があります。 ・どんな作業を自働化できるのか… ・どこに設置できるのか… ・いくらかかるのか… といったご相談は常盤産業までお気軽にお問い合わせください。まずは下記お問合せボタンより。お待ちしております!

世界を制覇したベアリング EV化へ耐電食性を高めさらに無敵に | FA部材

世界を制覇したベアリング EV化へ耐電食性を高めさらに無敵に

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 「ベアリング」ってどこかで聞いたことはあるけどよくわからない…って方、多いです。 ベアリングを日本語でいうと「軸受」。回転する部分の多くにはベアリングが使われているのですが、なかなか目で見ることができません。機械を動かすためになくてはならない存在であるにも関わらず存在が薄い…。 今回は縁の下の力持ちである「ベアリング」についてのお話です。 ベアリングは何をする? ベアリングは部品同士の摩擦を減らしスムーズな動きをするために欠かせない部品のひとつです。摩擦を減らすことで機械の寿命が延びるだけでなく、動かすエネルギーの節約までする優れものです。 小さなものも大きなものも高速回転も低速回転もベアリングがないと、うまく動かないのです。 自転車や車はもちろん大きなものなら飛行機やロボット、小さなものなら歯医者さんで歯を削るためのドリル「ハンドピース」にも使われています。 ちなみに車に使用されているベアリングは…100個以上!すごいですね。 もしもこの世にベアリングが無かったらどうなるのか ベアリングがなかったら、機械を動かすための燃料が今よりもさらに必要となります。その量は日本だけでなんと年間50万リットル! 2リットルのペットボトルに入れるとざっと25万本。ドラム缶に入れて並べると、沖縄から北海道までつながってしまうほどの量です。 これはベアリングに、部品と部品の摩擦を減らすだけでなく、部品から部品へと力を無駄なく伝え燃料を節約する働きもあるからです。機械を動かすためには、多くの燃料が必要ということがわかるだけでなく、ベアリングによって節約されていることがわかります。恐るべきベアリング! ベアリングは機械の中に入っている部品です。なかなか見る機械がないので、ここでご紹介します。 キレイですよね。デザイン的にも指輪やペンダントトップにしても良いのでは…と思ってしまいます。 ベアリングは世界を制覇した部品 ベアリングは輪の大きさや形式によって型番が決まっているのですが、その型番は世界共通です。型番「★★★★ZZE」という番号さえ分かっていれば、ドイツでもスイスでもアメリカでも…どこでも同じものが手に入ります。 それくらい、さまざまなものに使用されていてなくてはならない存在なのです。これはもう世界制覇達成です。ベアリングに国境はありません。 そんなベアリングも無敵ではありません。スムーズに動くためには定期的なメンテナンスや潤滑が必要です。また機械の使用環境によっては、「腐食」してしまう場合があります。機械の運命を左右するといってよいベアリングが不具合を起こすととても大変です。 今後普及が見込まれる電気自動車(EV)やハイブリッド(HV)においては、駆動モータをサポートする軸受に電流が通過することで電食が発生することから、軸受メーカ各社は耐電食の対策を行っています。弊社取り扱いのNACHIベアリングはEV化に適した独自(樹脂インサート)の耐電食性ベアリングをご用意しています。詳しく聞いてみたい…と思ったら是非常盤産業にご相談ください! まずは下記お問合せボタンより。お待ちしております!

うるさい音は「騒音」クレームが出る前に対策しなくちゃ! | 安全環境

うるさい音は「騒音」クレームが出る前に対策しなくちゃ!

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 時刻を知らせるチャイムやアラーム、危険を知らせるクラクションなど私たちの生活の中で「音」はいろんな役目をはたしています。好きな音楽や心地よい音は心身ともリラックスさせてくれる反面、好まない音や大きすぎる音は「騒音」とされ、敬遠される存在です。騒音は早めの対策が大切。いつかそのうちに…と後回しにしてしまうとトラブルが発生しクレーム対策に悩まされるかもしれません。 生活の中で出る「騒音」 生活のなかで出る騒音として圧倒的なのは「洗濯機」「掃除機」です。壁や床をつたって「ブーン」という音は不快ですよね。昼間は気にならないけど、夜、静かになると気になる音もあります。例えばトイレを流す音やドライヤーの音は、日中は気にならないけど夜になると響く音です。もし近隣の方から「ちょっと音を小さく…」なんて言われたら少々工夫が必要かもしれません。集合住宅の場合、掃除や洗濯をしてよいとされる時間は7:00~21:00までというのが一般的なルールのようです。 工場から出る音は生活騒音よりも「もっとうるさい音」 金属を切るキーンとする音や機械が動くゴゴォーという音、空調のブーンという音など工場から出る音はさまざま。しかも生活騒音と比べるととんでもなく大きな音で不快に感じる方も多いです。あくまで個人差はありますが、長時間大きな音を聞いていると普段の音が聞こえづらくなってしまうこともあります。また周波数の低い音を聞き続けているとストレスがたまります。倦怠感や頭痛、吐き気などの不調がでてしまうことも。 だからといって作業を止めることは出来ない…。こんな時は「防音対策」をとりましょう。 防音対策は近隣の方へのクレーム対策だけでなく、働いている方々のためにも必要です。 「防音対策」は自分でできるのか 防音対策を自力でおこなうのは、なかなか難しいです。自力で対策をとるなら…、 ・どこから音が出ているのか ・音の大きさはどれくらいか ・音の周波数はどれくらいか を調べて、騒音特性に合わせた防音構造を選び施工する。 これはお金と時間がかかりすぎてしまうだけでなく思ったほど効果が出ないのが現状です。 作業効率はそのままに防音対策がしたい 防音対策に20年以上取り込んでいる常盤産業が提案する「T-Mute」なら、作業効率を落とすことなく防音対策をすることが可能です。 常盤産業は現場で働く方々の要望を細かくヒアリングしてから設計します。たとえば、機械の作業ボタン位置を考え小窓や扉を作るといったカスタマイズも可能。現場で働く方々の要望をお伺いした上で設計するため、防音対策のせいで作業がしにくくなるという心配がありません。 常盤産業の防音対策は、現場調査にお伺いし騒音の測定や音源の特定、周波数の測定を行います。測定した周波数をもとに御社の現場に合わせた防音カバー構造や設置方法をご提案いたします。周波数の測定ができるのは常盤産業ならでは。しかも現地調査は無料です。 近隣の方々からのクレーム対策や従業員のために防音対策をお考えなら、是非常盤産業の「T-Mute」を。まずは下記よりお問い合わせください。お待ちしております! まずは下記お問合せボタンより。お待ちしております!