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協働ロボットで自働化

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。

ここ数年の間にロボットの存在がとても身近になりました。例えば、ファミリーレストランで料理を運ぶロボットや掃除するロボット、倉庫でピッキングをするなど人と共に働くロボット。これから先は、ロボットから提供されたり、共に働くことが「当たり前」になっていくのではないでしょうか。人と共に働く協働ロボット。協働ロボットで自働化を導入するとどんなメリットがあるのでしょうか。

協働ロボットの役割

最近、ピッキングや引っ越し作業など人と共に働くロボットがテレビCMで多く登場しています。人と共に働くロボットは「協働ロボット」といいます。なぜ企業が協働ロボットで自働化していることをアピールするのか…。それは品質の安定と作業の速さを伝えたいからではないでしょうか。

協働ロボットで自働化すればこんな作業も手伝ってくれる

協働ロボットで自働化するメリット

特に人と共に働く協働ロボットは、頼りになる「助っ人」です。人が行う仕事を完全にロボットに置き換えるのではなく人が主導権を握りながら行います。例えば、繰り返しの作業が多い工程をロボットに任せることで、人は他の仕事に時間を使うことが可能です。この他にも協働ロボットで自働化するメリットはいくつかあります。

① 作業効率が上がる
ロボットの強みは、正確で速い作業を維持できること。作業内容によっては、人が行うよりも速いスピードで作業効率を上げることができます。例えば、製造業で協働ロボットの導入をすれば、部品の組み立てはロボット、人は品質管理に注力を注ぐ…なんて役割分担も可能です。

人よりも正確で速く作業できるのはロボットの強み
協働ロボットで自働化すれば生産も安定する

② 危険な作業を任せられる
人が作業するには危ない場所、高温や有害物質を扱う作業をロボットに任せることで人の安全性が確保できます。事故なく安全に作業することはとても大切。人と共に働くロボットは、まさに助っ人的存在ですね。

危険な作業をロボットがおこなえば、人の安全が確保できる
協働ロボットで自働化すれば、スタッフの安全も守られる

③ 労働力不足を補える
少子高齢化の影響で「働く人=労働人口」が減り続けています。今は、なんとか人員確保ができても、数年後はどうなるかわからない、どんなに待遇を良くしても人が集まらない、今いるスタッフに退職されたらどうしよう…。

協働ロボットの助っ人があればこんな労働者不足の不安からも解放されるかもしれません。

作業内容にあったロボットを選ぶには

協働ロボットは、種類が多く性能も違います。ロボット選びのポイントは、どの工程をロボットに任せるかをきちんと見分けることです。

例えば、せっかくだからいろんな作業ができるロボットを選んでも使いこなせなければ、効果が出ないでしょう。また、設定や操作が難しすぎるロボットは「お世話をする」という新たな仕事が増えてしまい、かえって負担になってしまうことがあります。協働ロボットで自働化するには、ロボット選びが重要です。

協働ロボットと共に働く新しい時代

人の作業を丸ごとロボットにさせるのではなく、ロボットにはロボットが得意なことを人はロボットを管理しつつ、人にしかできない仕事をする…。これは人が持つヒューマンスキルがあるからこそできることです。人にしかできない技術といっても過言ではありません。

協働ロボットで自働化すれば、人とロボットが共に作業することも可能

人とロボットがお互いの仕事を分担することで、人は知識を高める…「協働ロボットで自働化」は、これからの働き方なのかもしれないですね。

我が社に合うのはどんな自働化?

初めての自働化導入は、わからないことばかりです。自働化導入前の企業の多くが悩んでしまうこととは…。

自働化のことなら弊社にご相談ください

  • ロボットにどんな工程を任せればよいか…
  • 設置場所はどこがよいか…
  • どれくらい費用がかかるのか…
  • 専門用語でなく分かりやすく説明してほしい…

などなど。協働ロボットで自働化をする際は、常盤産業にご相談ください。

弊社には、半導体専用機設備の経験者や電子部品関連の専用機メーカー経験者がおり、安心してご相談いただけます。

構想や仕様書の作成や補助金を活用した自働化についてもご相談いただけます。

構想からメンテナンスまで自働化のことなら常盤産業まで

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クーラントタンクのスラッジ掃除も旋回ノズルなら楽々 | 自動化・省人化

クーラントタンクのスラッジ掃除も旋回ノズルなら楽々

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。クーラント液は、工作機械にはなくてはならないものです。もし、クーラント液がなかったら、工具が高温や摩擦によって寿命が短くなってしまいます。さらに、熱による膨張や切削面の抵抗が大きくなり、精密な加工ができないことも。これでは製品の品質維持にも支障をきたしてしまいます。クーラント液は工作機械にとって本当に重要なのですね。 クーラント液同様にクーラントタンクの掃除も性能維持にとても大切なこと。弊社がおすすめしているのは、「ASK社の旋回ノズル」です。ASK社の旋回ノズルをおすすめする理由とは…。 スラッジを浮き上がらせてまるごと回収 タンク内は、金属粉や切削屑、油分などが溜まり時間と共に沈殿し、固まります。固まった沈殿物はスラッジと呼ばれ、強い臭いを放つものもあります。クーラントタンクの性能を維持するためには、クーラントタンクの清掃でスラッジを取り除かなければならないのですが、掃除にはとても時間がかかり厄介な作業です。こんなときにおすすめしたいのが、ASK社の旋回ノズルです。 ASK社の旋回ノズルは、タンク内で360°ぐるっと回転しながら、旋回流を発生させ底に沈殿した金属粉や切削屑といったスラッジを浮かび上がらせます。浮かび上がったスラッジはタンク内を漂いながらポンプで吸い上げられてフィルターでまるごと回収!これならクーラントタンクの清掃がしっかりできますね。 https://youtu.be/X7IzBUGYRTU クーラントタンクの掃除の頻度を減らせるだけでなく、クーラント液の劣化を防ぎます。さらに、タンク内に旋回流を起こすことで、温度を均一にできます。その結果、加工精度が落ちることもなく、機械に負荷がかかることもありません。 たかが旋回ノズル、されど旋回ノズルですね。 実際に利用されている企業(自動車部品製造工場)の方に聞いてみると… ・従来のタンク管理システムで沈殿物の掃除頻度が高く、時間がかかっていたが、この旋回ノズルに変えてからは、清掃時間が短縮し生産能力が向上し人件費の削減にまで効果があった。・低流量で安定して旋回するので、新たなポンプを追加せずにず既存のポンプやタンクを使用し導入コストが安く済んだ。・機械をしばらく止めていても、タンク内で固まらず起動時に旋回できた。などの評価をいただいております。 今ある設備に使えるのか、追加するにはどんな工事が必要か…など、気になったらお気軽にお問い合わせください。弊社の担当者が丁寧にご説明いたします。 クーラントタンクの清掃の設備については常盤産業にお任せください。 弊社の取り扱い製品こちらからご覧いただけます 弊社が手掛けた事例はこちらからご覧いただけます 自働化・省人化に関する他の記事はこちらからご覧いただけます

カメレオンコードなら物流業の誤出荷を減らせる | 自動化・省人化

カメレオンコードなら物流業の誤出荷を減らせる

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。探し物に費やす時間は、年間80~150時間もあるとのこと。ちょっと驚きです。この時間を有効に活用するためには、探す時間を減らすこと。すなわち、物を減らすことと効率よく物を管理することです。でも私物ならともかく、仕事で使う物や製品を減らすなんてことは、不可能ですよね。それなら効率よく管理する方法を探してみてはいかがでしょうか。“探し物を探す時間を減らすための方法を探す…(回文のようですが)”。今回は、効率よく物を管理でき、物流業界の誤出荷をゼロにするカメレオンコードの活用法についてご紹介します。 防げない誤出荷 多くの製品の中からピッキングして発送するのは、意外と難しい作業です。製品を間違えてしまうことも多々あります。故意に間違ったわけでもないのに、誤配の謝罪や再発送、返品処理など、ひとつのミスで無駄な作業が増えてしまいます。時間が無駄になるだけでなく、会社の信用が落ちてしまうことも。 カメレオンコードを利用すれば、こういった誤出荷を大幅に減らせます。 なぜカメレオンコードが誤出荷を防げるのか カメレオンコードで誤出荷を減らせるのは、既存のタブレットやスマホでカメレオンコードをピッとするだけで、出荷先が読み取れるから。言い換えればカメレオンコードが住所ラベルの代わりをしているのです。しかも一度に100個ものコードを読み取れるので、出荷作業後トラックに載せる前にピッと読ませて、配送先を一度に確認することも可能です。カメレオンコードで誤出荷防止すれば、後処理にかかる手間まで省けますね。 カメレオンコードなら棚卸作業の時間も短縮できる スタッフが嫌がる「棚卸作業」。多くの製品を数えてリストに記入し、入力する…。とても手間がかかってしまいます。でもカメレオンコードを利用すれば、短時間で済ませられます。例えば… 棚卸の対象物にカメレオンコードを貼る 棚卸リストをもとに棚卸を開始 カメレオンコードを認識しデータを読み取る 管理サイトでリアルタイムに確認ができる(CSV、API連携により他のシステムとの連携も可能) これなら棚卸作業のために出荷が止まる…なんてこともなくなるので、業務効率が上がりますね。 在庫管理の他にもカメレオンコードは、作業者の所在管理や施設の入退管理、トラックヤードでの車両入退場管理などに利用されています。 カメレオンコードで物の管理が楽になる 持ち出す可能性のある物にカメレオンコードを貼っておけば、誰が持ち出したかがわかります。間違えた場所に保管されている物もカメレオンコードをピッとするだけで、本来の保管場所がわかります。迷子の 物が減り、時間の無駄使いが減るということです。 もし、それぞれの家庭でカメレオンコードが利用できるなら、冷蔵庫の中の食品管理にうってつけではないでしょうか。冷蔵庫の中をピッとするだけで、食べ忘れていた食材に気づき、賞味期限内に使い切ることができるかもしれません。 カメレオンコードは低コストで導入できる 4色の組み合わせで7兆通りのコードができるカメレオンコード。印刷は既存のカラープリンターで印刷ができ、読み取りは既存のスマホやタブレットでできます。初期費用が安く、コスパが良いというのも魅力です。 どんなところで利用できるか…どれくらいの手間を省けるか…お気軽にお問い合わせください。 この他にも作業者の所在管理や施設の入退管理、トラックヤードでの車両入退場管理などにカメレオンコードが利用されています。 弊社では、お客様のご要望をお聞きして、ご納得いただける提案をさせていただきます。カメレオンコードについてのご質問は、下記のボタンから お待ちしております。 自働化・省人化に関する他の記事はこちらから 弊社が手掛けた事例はこちらから

補助金を利用して自働化! | 自動化・省人化

補助金を利用して自働化!

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。自働化したいけど予算がない…と諦めてはいませんか?実は、補助金を利用して自働化を実現できるかもしれません。 先月に公表された「中小企業省力化投資補助金〈一般型〉」の対象は、省力化を目的とした自働化です。この補助金をうまく活用し、自働化を進めてみてはいかがでしょうか。今回は、中小企業省力化投資補助金〈一般型〉についてご紹介します。 多くの企業が感じている自働化の必要性 労働人口の減少が止まらないこれからを見据え、事業を続けていくには自働化が必要だと感じている方も多いはず。 ・求人募集をしてもなかなか集まらない・新入スタッフより退職者の人数が多い・新人教育する人がいない もしも、こんな状況なら早急な対策が必要です。 解決策として自働化がある 自働化には、すべての工数を設備に置き換える大掛かりなものと、一部の工程だけを置き換えるという2つの方法があります。 一部の工程を自動化するだけでも省力化でき、人手不足に悩まされることが減るでしょう。また、人の数が減るので労働災害のリスクも低下します。さらには、作業能力が一定しているのでヒューマンエラーの減少も期待できます。 生産量の問題だけでなく、今いるスタッフを守るためにも、これからの時代には自働化が必須なのかもしれません。 補助金を活用して自働化ができる 自働化の必要性は感じている。しかし、予算がなく見送っている…という中小企業の方も多いのではないでしょうか。それなら、補助金を利用して自働化してはいかがでしょうか。 2025年3月に受付開始予定の「中小企業省力化投資補助金〈一般型〉」という補助金制度があります。この補助金を活用すれば、自働化も夢ではなくなります。 中小企業省力化投資補助金〈一般型〉とは この補助金は人材不足に悩む中小企業が生産性や業務プロセスなどの効率化を進めるために作られたものです。支援対象となるのは、オーダーメイド設備や個別の現場に応じて組み合わせた設備やシステムを導入する事業計画であれば申請が可能です。 ~中小企業省力化投資補助金〈一般型〉概要~ 補助率  1/3~2/3 (補助金額1,500万円まで1/2もしくは2/3、1,500万円を超える部分は1/3) 受付開始2025年3月中旬(予定) 申請締め切り2025年3月下旬(予定) 補助金を利用して自働化するなら常盤産業へ 中小企業省力化投資補助金〈一般型〉を活用すれば、費用を抑えながら自働化することができます。補助金を利用して自働化をご検討されるなら、まずは弊社にご相談ください。 どの工程を自働化するか…どんなシステムが良いか… 丁寧にヒアリングさせていただき、「失敗しない自働化」のご提案を行います。 また、弊社では、面倒な補助金申請の書類作成サポートも可能です。まずは、下記ボタンよりご連絡ください。 補助金を利用して自働化するなら、常盤産業にお任せください。 「中小企業省力化投資補助金〈一般型〉」についての詳しい情報はこちらから(経産省中小企業庁ページ) 自働化に関する過去のブログ記事はこちらから 弊社がこれまでに取り組んだ自働化の「課題解決事例」はこちらから

カメレオンコードなら物を探す<br>タイムロスを省くことができる | 自動化・省人化

カメレオンコードなら物を探す
タイムロスを省くことができる

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 業務効率を上げるために様々な取り組みをしている会社、多いですよね。しかし、なかなか結果が出ないことも。原因のひとつは身近な「無駄」が見えていないからかもしれません。「カメレオンコード」を使えば見えない無駄を知ることができ効率を上げることが可能です。累計100万人もの人々が利用しているカメレオンコードはどんなことができるのでしょうか。 ものを探す時間は無駄な時間 使いたいものがあるべきはずの場所にないとき、イラっとしませんか?特に急いでいるときに限って、使いたいものが出てこない…。こんな経験した方も多いのではないでしょうか。 これって「マーフィーの法則」かもしれません。 ~マーフィーの法則~ ・探し物は探すのをやめたら見つかる ・探し物は最後に探したところにある ・探し物は失くした物を買ったら見つかる でも、仕事となるとこんな悠長なことを言ってはいられませんよね。 ものを探す時間は、無駄な時間。生産能力にも大きく関係してしまう一大事なのです。 カメレオンコードがあれば、こんなにたくさんある部品の中からでも探したいものがすぐにわかる ※1度に100個読み込み可能 無駄な時間を省くためには可視化する必要がある 作業効率が上がらない原因のひとつは作業内容全体が見えていないことです。 例えば…ピッキング作業や治具を使用するときの探す時間。整理整頓もされていて所定位置が決まっていても、その棚や場所を目で探す時間がかかっているのです。 しかし、探している時間なんてほんのちょっとのため「無駄」と感じている方は少なく、見えていないのです。 ほんのちょっと探す時間なんてたいしたことない…と思ってしまいますが、積み重ねると相当な時間になってしまいます。 では、どうすれば無駄な時間を省くことができるのでしょうか。それはカメレオンコードを利用することで解決できます。 無駄な時間を省くカメレオンコードとは カメレオンコードは、次世代カラーバーコードと呼ばれる識別コードです。基本色の組み合わせはシアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色です。この4色の組み合わせ方を変えれば、なんと7兆通りにもなるのです。すごいですね! 管理方法は、このカラーコードを管理したいものに貼っておいて… 探したいとき、管理したいときにスマホやタブレットをかざすだけ。 なんとも簡単です。 ピッキング作業に使うなら 例えば、ピッキング作業にカメレオンコードを利用すると… ①管理したいものにカメレオンコードを印刷し貼る  ※印刷は既存のカラープリンターで可能 ②スマホやタブレットをかざす ③パソコンやタブレットなどのデバイスで 「誰が、いつ、どれを作業したか」まで 追跡や出荷記録の管理までできる これなら物を探して、出庫入力をする手間が省けるだけでなくピッキングミスを大幅に減らせます。 カラーコードは、貼るものに合わせることができ、最小のコードサイズは3ミリまで設定が可能です。これなら小さなものにまで貼ることができますね。 こんな治具にもカメレオンコードを貼り管理ができる ※コードは最小3ミリまで認識可能 一度に読めるコードはおよそ100個!デバイスにもよりますが、ある程度の距離があっても認識できます。さらには、動いている物、ある程度の角度があるところからでも読み取りが可能です。 既に全国で累計100万人が使用しているカメレオンコード。設定は簡単なのにいろいろと使い道がありそうですね。気になります。 実用している企業からは… 製造業のある企業では、部品を管理するためにカメレオンコードを使用しています。導入する前は目視による部品棚への入れ間違いをどうしても無くすことができませんでした。そのため必要なものを探すために無駄な時間を使っていました。 しかし、カメレオンコードを導入してからは、スマホやタブレットの画面に棚全体が入るようにかざすだけで、欲しい部品の場所がすぐにわかります。その結果、およそ30%の時間が削減できたとのことです。さらには、使わない部品箱を折りたたみ片付けるようにしたところ、占有スペースが50%削減できたとのこと。 導入企業の声はこちらから 時間だけでなくスペースも有効に利用できるカメレオンコードって業種を問わずいろいろな使い方ができそうです。 カメレオンコードについて詳しく聞いてみたいと思ったら、常盤産業にご連絡ください。 これからもカメレオンコードの便利な使い方をご紹介します。お楽しみに!

動力エネルギー不要で節水できる<br>旋回ノズル | 自動化・省人化

動力エネルギー不要で節水できる
旋回ノズル

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 工場や製造現場で、加工室内やタンク内部の切り屑やスラッジの除去はとても重要です。洗浄が不十分だと汚れやスラッジ(汚れた沈殿物)により製品が汚れてしまい、品質が低下してしまうことも。 ASK社製の旋回ノズルなら、360度回転しながら液体を噴射させ隅々までしっかり洗い流します。しかも節水ができて、モーター等の駆動源は不要…最強ですね。今回はコスパもよくしっかり洗える旋回ノズルについて、実際に利用されている企業からの感想もご紹介します。 旋回ノズルって何? 旋回ノズルとは、加工室内の切りくずやクーラントタンク内にたまったスラッジを除去するためのノズルです。回転しながら水を勢いよく噴射して、加工室内の切りくずを洗い流します。 また、タンク内にとりつけると下部に溜まったスラッジを撹拌し浮遊させて回収しやすくします。 工作機械を使用している現場では、なくてはならないものといっても過言ではありません。 ASK社の旋回ノズルが選ばれる理由 回転するノズルを扱うメーカーはいろいろありますが、ASK社の旋回ノズルは、高い評価を得ています。ASK社の旋回ノズルが評価されている理由を3つにまとめてみました。 ①モーター等の動力不要で回転できる 噴射の力でノズルを回転させるのでモーター等の動力が不要です。360度回転しながら液体を噴射し、まんべんなく洗えます。しかも先端の噴射ノズルの角度を調整すれば、旋回速度や噴射向きを調整できます。 https://youtu.be/u_LURCD0Ib0 ②節水できる 少ない流量で低い圧力でもしっかり洗浄できるので、節水効果があります。しっかり洗えて水道代の節約ができるなんて言うことなしですね。 ③メンテナンスが簡単にできる 簡単に分解して掃除ができるので、メンテナンスの時間を短縮できます。構造もシンプルなので、詰まりにくく, 故障もしにくいのでコストパフォーマンスが良いです。しかも掃除が簡単だから清掃の時間を節約することができ、現場スタッフも楽ちんです。 回転させる動力が要らずに水も節約できるだけでなく、壊れにくく長く使えるからこそ多くの工場で選ばれているのですね。 実際に使用している企業に聞いてみると 旋回ノズルは、既に食品工場や飲料工場、自動車部品メーカーなどさまざまな業界で使用されています。自動車部品メーカーの方に、実際に使用した感想をお聞きしました。 清掃時間の短縮により、生産能力がアップし、人件費を削減できた ATCシャッター付近の切りくずの除去に効果があった エアーガンで頻繁に行っていた機内の切りくず清掃がかなり減った 低流量で安定的に旋回するため、既存のポンプ、タンクで使用できた 機械をしばらく止めていても固着せず、同時に問題なく旋回できた 前面カバーに固着した切りくずが除去できたため、視認性が向上され、チョコ停を未然に防ぐことができた 人件費の削減や掃除時間の短縮だけでなく、機械をチョコチョコと停止するチョコ停まで防ぐことができれば生産性も上がります。旋回ノズルを変えるだけで大きな変化があるのですね。 我が社でも使ってみようかな…と思ったら ASK社の旋回ノズルは、加工室内や、タンクの内部を効率よく洗浄するためのノズルです。360度回転し、しっかりと洗浄できるうえにメンテナンスも簡単なことから多くの企業で使用されています。しかも水やエネルギーの節約ができ環境に優しいのも評価の高い理由です。 ちょっと検討してみようかな…。 我が社が導入したらどんな風に変わるのか…。 どの場所にどうやって設置すればよいのか…。 一から詳しく聞いてみたい…。 気になった方は、お問合せボタンよりお問い合わせください。 旋回ノズルのことなら常盤産業に!お待ちしております。 自働化・省人化に関する他の記事はこちらから 弊社が手掛けた事例はこちらから

これまでのデメリットをメリットに変えたロボット | 自動化・省人化

これまでのデメリットをメリットに変えたロボット

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。「自働化」って言葉では理解しているけど、我が社には関係ないとお考えではないですか?自働化することで生産を止めることなく動かすことができます。今までのロボットが苦手だった多品種少量生産ができ、移動もプログラムも簡単、位置決めも不要な「賢いロボット」なら自働化するメリットがあるのではないでしょうか。今回はテックマンロボットについてご紹介します。 労働人口の減少は他人事ではない 少子化や高齢化により労働人口が減り続けています。この現象は、「今、現在」だけのことではなく、この先ずっと続くと予想されています。 ・スタッフを募集してもなかなか集まらない…・退職する人が増えている… こんなことがあるなら、もう労働人口減少化の影響を受け始めているかもしれません。 このままでは、どんなにお給料をあげても働いてくれるスタッフが集まらず、生産に影響がでてしまう可能性があります。 「今」だけでなく3年後、5年後の未来を見据え「自働化」を考えてみてはいかがでしょうか。 自働化で失敗しないために知っておくこと 自働化にはメリットだけでなくデメリットもあります。まずは自働化のメリット、デメリットについて知りどんな自働化が必要であるかをイメージしてみましょう。 【メリット】 人件費を削減できるロボットなら休日出勤も残業代も必要ありません。しかも1年365日稼働させることが可能です。 スタッフ育成の時間を削減できるスタッフを育成しても退職されるとまた一から育成しなければなりません。ロボットなら作業内容をプログラムするだけで作業ができます。採用のたびに何度も教える時間の節約が可能です 。 生産性を把握できるコロナ渦ではスタッフの急なお休みで生産性が変動し、苦労した方も多いはず。ロボットならそんな心配は無用です。生産性の設定も可能で月単位での生産数の変動にも対応が可能です。 一定の品質を保つことができる人がおこなう 作業で避けて通れないのが「ヒューマンエラー」。ロボットなら一定の「質」を担保することが可能です。 【デメリット】導入費がかかる設置するスペースや専用のスペースや導入費が必要になるプログラムを変更するのが大変ちょっとしたプログラム変更も技術専門スタッフに依頼が必要になる一台のロボットで行うことができる作業の種類に限りがある複数の作業をさせたい場合はロボットも複数台必要になるロボットが使いこなせないこともある作業内容にあわない自働化をするとロボットを使いこなせず、ロボットを監視するためのスタッフが余計に必要になる デメリットをメリットに変えるロボットがある テックマンロボットならロボット専用のスペースが不要でプログラムの変更も簡単、一台のロボットで複数の作業を覚えさせることが可能です。 さらには…・ロボットを簡単に移動できる・作業内容はQRコードで簡単に読み込ませることができる・カメラが標準装備なので位置決めが不要で作業できる・アームの先端を変えることで作業内容を無限大にできる テックマンロボットなら多品種少量生産の自働化にもってこいですよね。 例)午前は工作機械Aとして作業→午後は工作機械Bとして1台で複数の作業が可能 自働化は常盤産業におまかせください 実際に自働化するとなると、わからないことがあるのは当然です。 例えば・どの場所に設置するのがよいか…・どんな作業を任せることができるのか…など。 自働化をお考えなら、常盤産業にご相談ください。担当者がお話をお伺いし、貴社 にあったご提案をいたします。まずは下記お問合せボタンよりお問い合わせください。 自働化のことは常盤産業に!お待ちしております。

映画のようにロボットと一緒に働く日はすぐそこかも | 自動化・省人化

映画のようにロボットと一緒に働く日はすぐそこかも

こんにちは。常盤産業のブログ担当 上野です。 今回は弊社の自働化プロデュース業務についてご紹介します。「自働化」というとなんとなく「ロボット」を思い浮かべますよね。自働化とは人の代わりに機械設備などが何かを行ってくれることですが、ご想像のとおりロボットが活躍することも多くあります。ロボットと一緒に働くってなんだか映画みたい…。そんな近未来の時代がやってきたんですね。その背景には「人」「コスト」「品質」という大きな問題が潜んでいました。私たちに迫る大きな問題とは… 労働力減少問題をどう乗り切るか 内閣府が出した「人口・経済・地域社会の将来像」によると少子化の影響で年々労働力が減ってきているとのこと。総人口に対する労働人口(働く人の数)の比率は2014年でおよそ52%、2060年にはおよそ44%にまで減少してしまう予想です。労働人口44%というのは、働ける人が人口の半分以下になってしまうということです。深刻な問題です。 これから先、あらゆる産業において人手不足になる可能性がでてきます。 熟練のスタッフに任せていた作業もいずれは、他の人に任せていかなければなりません。しかしその人手が確保できない…企業にとっては、大きな問題ですよね。 解決策のひとつにあるのが「自働化」 人手不足の単純な解決策としては人材を集めることです。しかしその人がいない…新しい人材の雇用はなかなか難しい…。それならば人に代わり作業をしてくれる「ロボット」導入という方法もあります。 人に代わり作業を行うことを「自動化」といいますが、単に作業を行うだけでなく人のように製品の不良や不具合を見つけ機械を自動的に止めるという少し高度な作業を行うことを「自働化」といいます。 自働化すると何が解決できるのか 人が作業するうえで無くすことできないのがヒューマンエラー。原因は疲れや慣れによるものです。例えば ・つい見逃してしまった ・うっかりしていた ・見間違えたなど。 これらの原因で品質が落ちてしまうと企業の信用度もガタ落ち…。一度落ちた信用を回復するのは、至難の業で時間がかかってしまいますよね。 自働化ならこれらのエラーを防ぐことができ、品質の維持や向上が期待できます。 自働化するメリットは何がある? 自働化するメリットはエラーを防ぐだけではありません。自働化を導入した企業からは… ・時間をとられていた作業が短時間でできる ・作業専任者が不要なので他の業務ができる ・人手不足問題に悩まされることなく稼働できる というお声をいただいています。 自働化すればスタッフの負担を軽減&生産性の向上が可能 自働化するとスタッフが行う作業の「量」を減らすことが可能です。例えば、今までスタッフ1人が行っていた作業量を「100」とすると一部の作業を自働化するだけで「70」に減らすことも可能です。 そうなればスタッフも働きやすく長く勤めてくれる…なんてこともありそうですね。しかも機械設備やロボットは年中無休で働かせることができるため自働化によって生産性が向上すること間違いなしです。 未来を見据えて準備するのは自働化 今、スタッフに恵まれているからうちの会社は大丈夫。もしこの先、人手不足になったらその時に考えればいいと思っている方…。 たしかに今、お困りでないならすぐに導入を考えなくても良いかもしれません。 しかし自働化することで作業にかかるスタッフの数を減らせれば、新規事業や若手スタッフの教育など「この先のためにやっておいた方が良い」ということに取り掛かることができます。また顧客へのサービスにも時間や人材をかけることができるのではないでしょうか。 未来を見据え、今から準備することが事業の安定や拡大にもつながる可能性があるのです。 自働化するにはどうすればよい? スタッフの負担を減らすことができるだけでなく、品質維持にも向上にも大きく関係する自働化。でも自働化を始めるにはどうしたらよいのでしょう?当然、設備やロボットの導入にはお金も知識も時間も必要です。 それらを全て解決できるのが常盤産業です。弊社では、医療や半導体、食品製造などさまざまな分野の企業に導入実績があります。 ・どんな作業を自働化できるのか… ・どこに設置できるのか… ・いくらかかるのか… といったご相談は常盤産業までお気軽にお問い合わせください。まずは下記お問合せボタンより。お待ちしております!

生産現場のロボットたちⅡ 意外と知らない!?シリーズ5 | 自動化・省人化

生産現場のロボットたちⅡ 意外と知らない!?シリーズ5

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 危険な仕事や大変な仕事、単純な仕事を人間の代わりにこなしてくれるロボットたち。メンテナンスは必要ですが、文句も言わず働いてくれる、大変頼れる存在ですよね。 飲食店ではロボットが料理を持ってきてくれたり、オフィスの床をロボットが掃除してくれたり。すっかり身近ですね。ちなみに我が家の床もロボットが掃き掃除から拭き掃除までやってくれています。 そんなロボットたちは生産現場でも大活躍しています。生産現場のロボットたちは配膳ロボットやお掃除ロボットとは全く違う見た目をしていますよ。様々な種類がありますが、本日はその中から「意外と知らない!?シリーズ」第5弾として、スカラロボットをご紹介いたします。簡単なご紹介となりますので、詳しく知りたい方は書籍などでお調べください。 垂直多関節ロボットとパラレルリンクロボットのご紹介はこちら まず、「スカラ」とは、どういう意味でしょう?あんまり聞いたことのない言葉のように思います。 これ、実は長~い名前の頭文字をとった言葉なんです。「Selective Compliance Assembly Robot Arm」の頭文字をとって、SCARA、カタカナ読みをして「スカラ」。そこにロボットを付けてスカラロボットです。ロボットが重複しているような気もしますが……。 そのスカラロボットはどういうロボットなのでしょうか。別名、水平多関節ロボットとも呼ばれており、水平方向にアームが動くロボットです。多くのスカラロボットは4つの関節を持ち、そのうち3つは水平方向に回転する関節で、残り一つは垂直に動かすことができる先端部分の関節です。 水平方向の関節で素早く正確に位置決めを行い、垂直方向の関節で真上から対象に対して押し込みやネジ締めをするといったイメージですね。 スカラロボットの特長としては下記3点が挙げられます。 ・構造がシンプル 垂直多関節ロボットと比較すると構造がシンプルな為、比較的コストを抑えられる傾向にあります。また、制御や操作、メンテナンスがしやすい点もメリットですね。 ・高速での水平方向移動 水平移動に特化している為、水平方向の動作であれば高速・正確・柔軟に行うことができます。また、垂直方向に変形しにくく、押し込みなどの力が必要な動作が得意なことも特長ですよ。 ・省スペース 関節それぞれの動作が限られており、コンパクトな構造の為、広いスペースを必要としません。既存のラインに新たにロボットを導入する場合など、広い場所を確保できなくても導入しやすいですね。 スカラロボットのメリットをご紹介いたしましたが、逆にデメリットはというと、垂直方向の移動が苦手なことです。しかし、垂直方向の移動が必要とされない環境や仕事であれば、上記のメリットを存分に活かしてしっかり活躍してくれますよ。 そんなシンプルながら頼れるスカラロボットはどこで生まれたのでしょうか。 実は……日本生まれなんです! それまでのロボットは大量生産品に向いており、少量生産には向いていませんでした。そこで、少量生産向けロボットとして1978年に山梨大学の牧野教授が考案し、産学連携のスカラ研究会によって開発・製品化が進められたそうですよ。 さて、常盤グループではスカラロボットはもちろん、それ以外のロボットを活用した搬送工程、組立工程、仕分け工程、検査工程などの自働化をご提案しております。 「気になる」、「一度相談してみたい」、「こんな自働化はできる?」という方は下記お問合せよりご相談ください!