配管メンテなら超高圧配管も、60年ものもお任せ! | 油圧

配管メンテなら超高圧配管も、60年ものもお任せ!

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 少し昔のWindowsパソコンに標準搭載されていたスクリーンセーバー、3Dパイプをご存知でしょうか。懐かしい!という方も、別のスクリーンセーバーを使ってたという方も、その時代のパソコンを知らない(知らない、という方は是非動画検索してみてください!)、という方もいらっしゃるでしょう。 私はあの黒いなにもない空間に延々と縦横無尽に鮮やかな色のパイプがにょきにょき伸びていく光景が大好きで、ついつい何もせずによく眺めていました。 そもそもスクリーンセーバーってなんの為にあるのでしょう? 当時一般的だったブラウン管ディスプレイは同じ画像をずっと表示し続けていると、その像が画面にそのまま残ってしまう、焼き付きが起きてしまいました。焼き付きが起こってしまうと別の画像を映しても、ディスプレイの電源を切っても焼き付いた画像がうっすら出続けてしまうのです。消すには部材交換しかありません。 それを防ぐ為に搭載されていたのがスクリーンセーバー。まさに画面を守っていたのですね。 さて、3Dパイプはディスプレイを守ってくれていましたが、今回は貴社の様々なパイプを守ってくれる弊社の協力企業をご紹介いたします。 愛知県岡崎市にある、配管施工・メンテナンスを行っているグローバルアライアンスパートナー様(以下GAP)です。 横文字でオシャレな社名をされていますね。意味は アライアンスパートナー:協力しながら目的を達成する グローバル:日本だけでなく世界を見据えて とのことです。 GAPの社員数は社長含め3名の少数精鋭(2024年7月現在)。ですが、多くの協力企業を持っている為、案件の大きさにあわせて高い専門性を持つ応援を呼んで対応いたしますよ。まさにアライアンス(連携)です。 また、日本全国はもちろん、海外対応も可能です。こちらはまさにグローバル(世界的な)ですね。 弊社とは10年以上もの協力関係にあり、配管の新設はもちろん、保全作業や修理作業などをご協力いただいているのがGAP。メンテ性を確保しながらご要望、ご予算に合わせてご提案いたします。 ・配管であれば何でもOK 油圧配管はもちろん、水、グリス、エアー、潤滑油、高圧ガスなど、配管であれば何でも対応可能です。また、各メーカー製品の知識・経験も豊富で、どんな配管でも安心してお任せください! ・高圧も超高圧もOK なかなか対応業者のない、高圧配管や超高圧配管も対応可能!過去にはなんと最大110Mpaの配管を施工した実績もあります。 ・海外製でも古い設備でもメンテナンスOK GAPが最も力を入れているのがメンテナンス! 他社製のものでも、海外製のものでも、製作メーカーが既に廃業していても図面が無くてもとっても古くてもメンテナンス対応できます!60年前の装置の配管メンテの実績もございます。 定期メンテナンスはもちろん、油漏れ修理や油の清浄度チェック、故障原因の究明なども。お客様のご要望に合わせてできるだけ予算をかけないご提案も、弊社グループ企業のTSTと連携して代替機やバージョンアップモデルの専用設備設計もいたします。 またGAPは配管事業のかたわら、SDGsが叫ばれる今大注目な、廃プラスチックを油に換える装置の開発・設計もしております。そちらについてはまた別の記事でご紹介いたしますのでご期待ください。 さて、「配管工事を安心して任せられる先を探している」「製作メーカーが廃業してしまった装置の配管メンテをしたい」「しばらくメンテしていない設備をメンテしないといけない…」という方は是非常盤産業にご相談ください! まずは下記お問合せボタンより。お待ちしております!

小型化と同時にIoT化も!電磁比例弁アンプ | 油圧

小型化と同時にIoT化も!電磁比例弁アンプ

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 様々なものが小型化しています。 最近私が驚いたのはゲームソフト。1989年発売の任天堂ゲームボーイのソフトは縦66mm×横57mm×厚み8mm程度でした。手のひらに乗るくらいのサイズですね。今、調べて書きながら、定規を見て「あれ、こんなに大きかったっけ!?」と驚いています。 一方、2017年発売の任天堂スイッチのゲームカードの大きさは縦31mm×横21mm×厚み3mm程度です。小さいですね。手のひらに乗るどころか、子どもでも手に握り込んで隠せてしまいそうな程の小ささです。 さらには、物理的なゲームカードが無くても、インターネットを使ってソフトをダウンロードすることもできます。小さくなるどころか、無くなってしまいました。すごい技術の進歩ですね。 小型化すると占有スペースが小さく済みますから、同じ大きさのおもちゃ箱でも、よりたくさんのゲームソフトを保管することが可能です。ソフトの数が同じなら空いたスペースに別のおもちゃを入れることもできますね。 さて、他にも小型化すると嬉しいものはあります。例えば電磁比例弁のコントロールアンプ。 油圧ユニットを小型化したい、と思っても電磁比例弁用のアンプが大きく、なかなかうまくいかない、なんてことはないでしょうか。 そこでオススメなのが、不二越社の超小型電磁比例弁用デジタルコントロールアンプ内蔵DINコネクタです。 特長はなんといってもその小ささ!34mm×73.5mm×39mmと、大変コンパクトです。 しかし小さいだけではありません。他にも優れた特長がいっぱいあります! ・PCでセットアップ USB-CケーブルでPCに接続し、専用ツールソフトでかんたんパラメータ設定・書き込み。2台目以降の設定はファイルコピーで完了しちゃいます。 ・ModbusRTUプロトコルに対応 デジタル通信により圧力/流量/電流の指令や状態を取得。お客様のPLCとつながることで、工場のIoT化を促進します。 ・圧力フィードバック制御機能対応 圧力センサ情報を利用して自動制御で圧力を一定に保ちます。超小型サイズながら高い制御性能を実現! つまり、従来のアンプと比較すると、コンパクトになったついでにIoT化も促進できて設定や制御もかんたん便利になる、ということです。 油圧ユニットを小型化したい、油圧のIoT化を進めたい、という方にはピッタリの製品です。是非一度ご検討ください。 詳細お打合せのご依頼や資料請求は下記お問合せより。お待ちしております。

油圧ってなに? 知ってるつもりシリーズ8 | 油圧

油圧ってなに? 知ってるつもりシリーズ8

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 「油圧」というものをご存知でしょうか。お仕事で油圧を扱わなくても、油圧ジャッキや油圧ショベルなどは聞いたことがある方が多いと思います。 油圧ジャッキも油圧ショベルも大きな力を生み出すものですが、そもそも「油圧」ってなんでしょう?知ってるよ!という方もいらっしゃれば、そういえば良く知らないかも…?という方もきっといらっしゃいますよね。 ということで、今回は「知ってるつもりシリーズ」第8弾として、油圧についてご紹介いたします。簡単な紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。 油圧は「油」と「圧」で構成された言葉です。油はそのまま、あぶらですね。カタカナにするとオイル。機械の潤滑剤にしたりお料理に使ったり、美容の為に身体に塗ったりする油です。圧は押さえつけることです。「上司に圧をかけられる」とかの圧です。圧迫、とか重圧、外圧など。押さえつけて潰したり歪ませたり大きな力をかける意味ですね。カタカナにするとプレッシャーです。 油圧とは、油に力を加えて伝達し、その力をうまく利用して大きな力を生み出し仕事をさせる技術のことです。なぜ油に力をかけて大きな力を生み出せるのでしょうか。 容器に密閉された油に力を加えた時、発生した圧力がその油のすべての部分に等しく伝わります。どういうことかよくわかりませんね。 水風船を想像してください。その水風船に割れない程度に指で圧力をかけた時、力をかけた以外の全方向に同じように水風船は膨らみますよね。どこかに偏ったりはしないはずです。 水風船を押して発生した圧力が10だとすると、膨らんだ全ての部分に10の力がかかっています。10か所に1ずつ、ではなく、水風船の表面の全ての場所に10ずつかかっていますよ。 この性質、水だけでなく油でも同じなんです。 この性質と強い力を出せることにどんな関係があるのでしょうか。 油を右図のような小さな容器と大きな容器が繋がった形の密閉された容器に入れてみましょう。緑色が容器、黄色が油です。容器の上面は油の上にフタが乗っています。(あまり絵がうまくなく申し訳ありません。) 小さい容器のフタに上から力をかけてみます。赤い矢印を力だと思ってください。すると、油に圧力が発生し全体に均一に伝わる為、大きい容器のフタには面積が大きい分、沢山の圧力(矢印)が集まります。 例えば小さい容器のフタの面積が10で、大きい容器のフタの面積が50だった場合、加えた力の5倍の力を生み出すことができますよ。 この性質のことを「パスカルの原理」というそうです。そういえば物理の授業で聞いたような聞いてないような……。 ところで、水風船でもパスカルの原理が働くなら油でなく水でもいいのではないでしょうか。過去をさかのぼると、油圧はもともと水を利用した水圧から始まっているようです。万が一容器が破損して中身が「漏れ」ても水の方が片付けもかんたんですよね。 でも、そこには油の方が優れている理由もちゃんとあります。 水は金属でできた機械をサビさせてしまったり、温度変化で凍ったり沸騰したり、と扱いづらいのです。また、油は水よりもねっとりと粘性がありますね。この粘性によって圧力をかけても「漏れ」を少なくでき、比較的かんたんに圧力を上げられます。また油は潤滑も兼ねているので動く部分の摩耗も防ぐことができ、装置が長持ちしますよ。 こういった理由から、私たちの身の回りでは多くの油圧機器が働いているのですね。 さて、常盤産業では油圧の中でも工場内で活躍する油圧製品を主にご提案しております。 お客様のニーズにあわせて設計するオリジナル油圧ユニットから、エレメント・フィルタなどの油圧部品まで。 油圧ユニットや油圧部品についてのご相談は下記お問合せボタンより。お待ちしております。

ぐるんぐるんと回るもの | 油圧

ぐるんぐるんと回るもの

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 多くの方がご家庭での洗濯に使用している機械、洗濯機。中に入れた洗濯物がぐるんぐるん回る様子についつい見入ってしまうのは私だけでしょうか。 数kgの汚れた洗濯物を1時間足らずでキレイにしてしまう洗濯機はとても便利なものです。洗濯機が無かった時代には、昔話のももたろうに出てくるおばあさんのように川の水で手洗いしていた、と思うと洗濯機が素晴らしい発明であることがわかりますね。 しかしこの洗濯機。洗っている様子を見ていても、ぐるんぐるんと水と洗濯物が回るだけです。手足で揉んだり押したり叩いたり絞ったりするわけでもなく、洗濯板のようなものに衣類をこすりつけているわけでもありません。ぐるんぐるん回るだけでどうして洗濯物はきれいになるのでしょう? 最近注目されているドラム式洗濯機の場合は、洗っている様子をよく見ていると回されている洗濯物が上から下に落ちているのがわかると思います。この落下により洗濯物をたたいて洗っているのだそうです。たたき洗いは洗濯物が絡みづらく、必要な水の量が少ないため節水性に優れています。 根強い人気を誇る縦型洗濯機の場合は回り方が一方向でなく、右に回ったと思ったら左に回り、また右に回り…と両方向に回ります。この複雑な水流により、洗濯物同士をこすりあわせて洗っているのだそうです。たっぷりの水で泡を立ててごしごしこすり洗いする為、洗浄力に優れています。 洗濯機の種類によって方法は違いますが、実は手洗いの時と同じように叩いたりこすったりして洗濯物を洗っているんですね。衣類を入れるとキレイになって出てくる不思議な箱ではなく、やっていることは私たちとあまり変わらないのかもしれません。 ちなみに、ドラム式も縦型も洗濯物を詰め込みすぎると上手く洗えません。きゅんきゅんに中身が詰まっていてはどれだけぐるんぐるん回しても洗濯物を落とすこともこすりあわせることも難しいからですね。キレイにお洗濯するには、7分目くらいまでに洗濯物の量を抑えると良いみたいです。 さて、縦型洗濯機のようにぐるんぐるんと左右に弧を描き、一定の角度内で回転運動をするものと言えばロータリー(揺動)アクチュエータですね。弊社ではJPN社製のロータリーアクチュエータ「ハイドロロータ」を取り扱っております。 チェーンやコンベア、インデックステーブル、撹拌機などの回転機構に使用されることの多い油圧式ロータリーアクチュエータ。現在は取り扱いメーカーが少なくなってきており、従来通りの購入ができないケースがあると耳にします。 チェーン、コンベア、インデックステーブルに使用されます ハイドロロータは小さなものから大きなものまで、最低トルク:3,5,8,10,20,35,50,75(N-m)と、豊富なラインナップを揃えております。最大揺動角度は90度と270度の2種をご用意。現在お使いの油圧式ロータリーアクチュエータの代替品がきっとありますよ。 お使いの油圧式ロータリーアクチュエータの更新や保守品購入をご検討されている方は是非一度常盤産業までご相談ください。 お待ちしております。