ロボットテクノロジージャパン2022 出展機紹介③ | 自動化・省人化

ロボットテクノロジージャパン2022 出展機紹介③

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 6月30日から開催される、ロボットテクノロジージャパン2022にて、常盤産業は固定カメラ1台で360°の外観検査を可能にする「画像検査装置 ティガー」を出展いたします。 ※写真は開発中のものです このティガー、様々な画像検査を可能にするスゴイ装置なのですが、特筆すべきはレンズ交換やカメラの移動、複数台のカメラも無しで360°の外観検査を可能にする機能です! どういうこと?何がスゴイの?と思われる方も多いでしょう。例えば360°にギザギザが配置されているギアを外観検査するとします。 一般的なラインカメラでは、ギア外周一周分パノラマ撮影は可能ですが、凹部分と凸部分に同時にピントを合わせることができません。凹部分を撮影する時と凸部分を撮影する時でカメラの位置をずらしてピントを合わせる必要があります。当然、凹と凸の間の側面を検査しようと思うとまた位置をずらす必要があります。 一方、エリアカメラと言われるカメラでは、凹凸が深すぎなければ凹部分も凸部分も同時にピントを合わせられますが、パノラマ画像にはできない為、360°を画像検査するには何枚もの画像が必要となってしまいます。一日に何千個、何万個と生産している中で、1つのワークにつき何回も画像検査工程をはさむのはあまり効率的ではありません。 では、ティガーではどうなるのでしょう? まず、ラインカメラ同様パノラマ撮影が可能なので360°全周分の画像を1枚にまとめられます。画像が1枚なら検査工程も1回なので、サイクルタイムの短縮が図れますね。 そして、エリアカメラ同様、凹部分も凸部分も同時にピントを合わせられる為、カメラを移動させたりレンズ交換したりしなくても、凹部分にも凸部分にもその間の側面にもピントを合わせられます。 つまり、ラインカメラとエリアカメラの良いとこどりをした画像検査装置です! さらに電気制御でピントを合わせられる液体レンズを搭載している為、凹凸の激しいワークや、多品種ワークの検査もカメラ移動やレンズ交換なしで可能です。 https://www.youtube.com/watch?v=7bNxobNCfwI 他の機能としては、形や色が違うワークが流れてきた時のみを撮影し記録するドラレコ機能があります。あらかじめNG品の特徴がわかっていれば、NG品のみを記録することができます。丁度、車に衝撃のあった時の映像だけロックするドライブレコーダーのようですね。 もちろん検査ソフトでの寸法測定やカウントも、AIソフトによる傷や色味などの官能検査も可能です。ルールベース検査とAI検査を効率良く1つの設備で実現できます。 常盤産業の画像検査技術を一つの装置にまとめた渾身のデモ機となっております。是非ロボットテクノロジージャパン2022現地で実物をご覧ください!展示会概要は下記の通りです。 他にもロボット制御システムや無人飛行ロボット ドローンなど、多数のデモ機を展示予定です。 行きたいけど招待状がない、という方は郵送いたしますので常盤産業までお問合せをお願いします。展示会には行けないけど是非詳しく知りたい、という方もお気軽にお問合せください。Web打合せも可能です。

常盤産業 社名看板の今昔 | その他

常盤産業 社名看板の今昔

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。いきなりですが、この場所はどこでしょう? ここは弊社、常盤産業 本社の玄関を入った先にある、エントランスです。奥に見えるガラス張りのドアが玄関へ繋がっており、この写真はお客様を出迎える弊社社員目線で撮影されたものです。打合せにいらしたお客様と弊社社員がここで名刺交換などしているのを良く見かけます。 このスペースにはお取引企業様や市町村からいただいた賞状や盾、ぬいぐるみ(お取引先からの大切な頂きもの)、弊社の持っている特許証などが飾られています。 最近このスペースに新たな設置物が増えました。こちらです。 こちら、弊社正面玄関にかつて設置されていた社名看板です。金属で作られており、触ると冷たくて硬いです。重厚感があってなかなかカッコよいのではないでしょうか? 元は後ろの板は無く、金属製の文字たちが直接会社玄関付近の壁に設置されていました。2018年に外した後、製作にもそれなりにお金がかかったし結構カッコいいし…、と木板に設置し直して飾っております。1965年に設置されてからなんと53年間!雨の日も風の日も台風の日も、常盤産業を見守ってくれていた立派な社名看板です。 ちなみに、今の社名看板はこんな感じです。 こちらは旧看板の歴史ある雰囲気とはまた違い、イマドキなビル看板っぽいデザイン(田中の主観)になっています。ロゴマークもしっかり入っていますよ。重厚、というよりはスタイリッシュ、というイメージでしょうか。 新しい社名看板も昔の社名看板もそれぞれ違う良さがありますね。皆様の会社の看板はどんなデザインですか?毎日働いている中で、あまり注目しない部分かもしれませんが、よく見てみると会社の特徴や歴史、目指す方向性が見えてきてちょっと面白いですよ。

ロボットテクノロジージャパン2022 出展機紹介➁ | 安全環境

ロボットテクノロジージャパン2022 出展機紹介➁

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 6月30日から開催される、ロボットテクノロジージャパン2022にて、常盤産業では無人飛行ロボット、ドローンを展示いたします。「え?常盤産業ってドローンなんて取り扱っていたっけ?」そう思う方も多いでしょう。実は!新事業でございます。 常盤産業ではドローンを活用して工場内や屋外の危険箇所・高所の点検作業から人間を解放する取り組みを始めました。詳しい内容はまた別の機会にご紹介いたしますので是非ご覧くださいね。 さて、展示会では下記の準備をして皆様をお待ちしております。 ・オリジナルドローンの展示 市販品だけでなく、提携企業にて製作されたオリジナルドローンを展示! ・TOKIWA DRONE STUDIO OPENのご案内 ドローン操縦体験、屋内練習、操縦士資格取得の場としての活用方法をご提案! ・ドローン操縦士がご案内 ドローン操縦士のライセンスを持ったスタッフが対応いたしますので、ドローン操縦に興味をお持ちの方の疑問にお答えします。 ドローンの感覚や実際の動き、飛行にあたっての制約などについてもしっかりお伝えいたします! 「ドローンが使えたら便利だなぁ」「高所作業は危険で時間もお金もかかるし、減らしたいなぁ」「工場内で導入してみたいけど危なくないかな?」「飛ばしたことはあるけど工場内で何に使うの?」「操縦したいけど、どこに行けばライセンスが取れるの?」という方、是非ご来場の上ご相談ください。ドローンの大変なところ、便利なところ、実体験をもってお話しします。 展示会概要は下記の通りです。 他にもロボット制御システムや画像検査システムなど、多数のデモ機を展示予定です。 行きたいけど招待状がない、という方は郵送いたしますので常盤産業までお問合せをお願いします。展示会には行けないけど是非詳しく知りたい、という方もお気軽にお問合せください。Web打合せも可能です。

オイルミスト 知ってるつもりシリーズ3 | 安全環境

オイルミスト 知ってるつもりシリーズ3

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 業界や製品にまつわる専門用語っていろいろありますね。みんな当然知っているような雰囲気で使っていますが、「実はよく知らないけど今更誰にも聞けない」、「知ってるつもりだったけどよく考えるとあまりわかっていない…」ということ、あるのではないでしょうか。私はあります。 今回は「知ってるつもりシリーズ」第3弾として、オイルミストについてご紹介いたします。簡単な紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。 ・オイルミストとは?オイル=油、ミスト=霧、もや という直訳の通り、切削油などの油分が微粒子となって空気中に漂っているものです。濃度が低ければあまりよく見えませんが、濃くなってくると工場内にかすみがかかるようになり、また独特の臭いがします。 ・どうして出るの?加工時に使用する切削油などが加工物や工具にあたり微粒子となって飛び散り、オイルミストとなります。他にも切削点で高温にさらされて蒸発することによっても発生します。 ・なぜ対策が必要なの?オイルミストは工場内の視界を悪くするだけでなく、様々な危険を及ぼします。➀健康リスクオイルミストが接触することによる皮膚炎、オイルミストを吸い込むことによる呼吸器疾患、臭いによる頭痛など、様々な健康被害をもたらします。長期間にわたり吸入を続けると、なんと癌の原因となることもあるようです。➁転倒リスクオイルミストは空気よりも重たい為、徐々に空気中から地面に落ちてきて、床面を油まみれにします。慢性的に滑りやすくなり、作業者や通行者の転倒・滑落原因となります。また、床や製品、備品の汚れの原因にもなります。③設備・環境へのリスクオイルミストは大変細かな粒子である為、機械設備や制御盤に侵入してショートさせる恐れや、金属の腐食や樹脂の劣化を引き起こす恐れがあります。また、空調設備がオイルミストを吸い込むとフィルターの目詰まりを増加させ、維持管理コストの上昇、ひいては圧力損失が増えることによって使用エネルギー量の増加、地球環境への影響も懸念されます。 ・対処法は?対策としてはミストが出ずらいタイプの油剤を使用する、発生源にカバーをつける、換気をする、ミストコレクターなどの集塵設備をつけるといった方法があります。おすすめはa)発生源が一つの場合、カバーをつけてそのカバー内から集塵設備を通して空気を排出するb)発生源が多数でカバーを付けられない場合はミストのとどまりやすい高さに空気を循環させる形で集塵設備をつけるという方法です。 常盤産業では、オイルミストにも対応する省エネ型電気集塵機(詳細はこちら)を始め、様々なオイルミスト対策製品を取り扱っております。現場の作業者、設備、環境を守る為にも、「ウチの工場のオイルミスト、なんとかしないと」という方はご相談ください。Web打合せも可能です。

安心・安全・ハンズフリーな扇風機 | 安全環境

安心・安全・ハンズフリーな扇風機

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 だんだんと暑くなってきましたね。そろそろ熱中症対策を本格的に考える必要がありそうです。ずっと涼しい場所に居られれば良いですが、お仕事上屋外にいる必要があったり、エアコンをつけていても省エネ対策でちょっと弱かったり……。そんなあなたに!常盤産業では携帯できる首掛け式扇風機、ダブルファンハンズフリーを今年も販売いたします! ダブルファンハンズフリーとは、首かけ形状の携帯扇風機です。首かけ形状なので風を感じながら両手をつかった作業ができることが一番の特徴です。 ちまたには似た形の首かけ扇風機があふれていますが、弊社取り扱いのダブルファンハンズフリーはここが違います! ・発火リスクに対し安心のニッケル水素電池使用ダブルファンハンズフリーに使用されているニッケル水素電池は過充電・変形・落下などによる発火や爆発を起こしません。安全性が高く、飛行機での機内持ち込み・預け入れ荷物ともに制限のない電池です。安心してご使用ください。 ・シロッコファン使用で静か!髪を巻きこまない!扇風機の羽が露出しないシロッコファンを使用している為、比較的静かで、髪の毛なども巻き込みにくくなっています。作業着やジャケットの中に入れ込んでも問題ありません。また、空気を送り出す力が強く送風工がコンパクトなので、当てたい場所にがっつり風を当てることができます。 ・オシャレな外観扇風機に見えないフォルムです。私も外出時や来客時に首にかけていることがありますが、「え!?扇風機なの?見えない、オシャレー!」というお声を複数回いただいております。 そんなダブルファンハンズフリー、「熱中症対策に使いたい 首掛け扇風機」「親にプレゼントしたい首掛け扇風機」「首掛け扇風機 口コミ人気」NO.1に選ばれています! 多くの人が気に入って使っていることがわかりますね。 今年は猛暑が予想されています。熱中症は屋内・屋外、老若男女問わず誰でもなりうる症状です。自分は健康だから、若いから、暑さには慣れているから大丈夫、と油断せず、しっかり対策をしてくださいね。ダブルファンハンズフリーならあなたの作業を邪魔せずに風を送れます。熱中症対策の一つとして、いかがでしょうか? 購入したい、詳しい資料が欲しい、という方は下記のお問合せよりご連絡ください。

常盤グループの作業着! | その他

常盤グループの作業着!

こんにちは、常盤産業のブログ担当 田中です。 皆様の会社には制服ってありますか?常盤産業では営業や技術中心にお揃いの作業着と帽子を着用しています。 実は常盤産業には少し前まで制服らしい制服がなく、お客様の工場で工事する時なども、各々のセンスで購入した帽子や作業着を身に着けていました。他社様のお揃いの作業着を見ては、「なんだか大企業っぽい」「カッコいい」と憧れのまなざしを向けており…、一年程前に常盤産業でもお揃いの作業着を作ろう!と立ち上がってくれた社員がいました。 そしてつくられたのがこちら さりげないグレーのストライプと黄土色の縫い目がなかなかオシャレではないでしょうか?尚、この写真は予備で置いてあるものを撮影したので、皆様の目にする常盤作業着は(一年着られて)もう少し着用感があると思います。 私も暑くて長そでを着ていられない夏場以外はほぼ毎日これを着て仕事をしています。他の社員も営業職・技術職は着用者が多いです(夏場以外)。ポケットが多くて名刺入れやペン、携帯、社用車の鍵、飴やガム、時には小銭入れや無線マウス、安全メガネなど、ハンズフリーで持ち運べるのがとても便利!何より、他の社員と同じ作業着を着ていることで仲間感というか、一体感があります。 作業着によくある、ペンポケットも搭載されています。社内を見渡すと使っていない人も多いですが、私はたいていボールペンとフリクションペンが入っています。 しっかりTOKIWAロゴも入っています。悪いことはできません(笑) 作業着の方はなんと刺繍されています。 ここまでいろいろと作業着について紹介して参りましたが、実は今、NEWバージョンの作業着を検討中なんだそうです。 この夏くらいにNEWデザインになるかも…!? NEWバージョンになったらまたご紹介いたしますね。 また、デザインが変わってもロゴマークは変更されないので、このTOKIWAロゴを身に着けている人がいたらそれは常盤産業スタッフです!責任をもってPRや作業を行っているはずなので、是非宜しくお願いしますね。

常盤スマートFA事例集1 自働組みつけ装置 | 自動化・省人化

常盤スマートFA事例集1 自働組みつけ装置

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 製品の部品が自動搬送されて、複数の部品を機械が組み合わせて完成した製品が出来上がってくる。もはや現代の一部工場では当たり前になっている光景ですね。もちろん、作る部品や行う作業の内容によってはまだまだ人が一つ一つ作業している場所もありますが、大量で単純、特別な技能のいらない作業であれば自働化してしまいたいところです。 常盤産業の常盤スマートFAはそんな作業の自働化をする設備の設計・製作が可能です!例えば、こちらの設備です。 自働組み付け装置イメージイラスト 画像向かって右側から搬送チャックで運ばれてきた円筒ワークに、別ラインから運ばれてストックされている黒いふたの部品を設置、円筒ワークのガイド溝にはまるように上から力をかけて挿入しています。 この設備は弊社で全工程をご提案した例ですが、例えば、・搬送装置は既存のものを流用するので組付設備だけを製作したい・工程ごとにいろいろなメーカーに依頼をするのは大変!ライン丸ごと請け負ってほしい・ワークの大きさ・形状が変わったのでそれをサポートする治具を作成したいといった一部分だけ、または前後工程も含めたラインまるごとの設計・製作も可能なのが、常盤スマートFAの特徴です。 25年以上の経験と、様々な業界経験・ノウハウのある最良のパートナー企業様により、お客様のご都合や現場状況にあわせてご提案いたします!加工、組付、搬送や洗浄、検査工程など、生産現場の自働化をご検討されている方は是非一度、ご相談ください。

展示会出展とゴールデンウィーク休暇のお知らせ | その他

展示会出展とゴールデンウィーク休暇のお知らせ

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 いよいよゴールデンウィークですね。感染症対策にはまだ気を抜けませんが、ゆっくり羽を伸ばす、という方も多いのではないでしょうか。私は見たかった古い映画を見たり、夏本番の前にエアコンのフィルタ掃除をする予定です。皆さまはどのようにお過ごし予定ですか? さて、常盤産業のゴールデンウィーク休暇は下記の通りです。 2022年4月30日(土)~5月8日(日)※5月9日(月)より通常営業とさせていただきます 尚、その他の長期休暇を含む、常盤産業の2022年度年間カレンダーはこちらの記事をご覧ください。 また、ゴールデンウィークが明けて更に夏も本格化する6月の終わりに展示会出展いたします。情報は下記の通りです。 展示会名:ロボットテクノロジージャパン2022 会 場 :Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場) 期 間 :2022年6月30日~7月2日(3日間) 各日10時~17時 ブース :B-16 主 催 :株式会社ニュースダイジェスト 出展内容は360°外観検査を可能にする画像検査装置「ティガー」、異なる会社のロボット2種を同時制御・協調動作させる「ゴムパッキン自動組みつけシステム」などを予定しております。詳しい情報をキャッチ次第、紹介記事を作成いたします。「ティガー」も「ゴムパッキン自動組みつけシステム」もその他も期待大ですよ! 展示会の招待状が必要な方は郵送いたしますので下記お問合せまでご連絡ください。展示会には行けないけど是非詳しく知りたい、という方もお気軽にお問合せください。

音の大きさを表す㏈ 知ってるつもりシリーズ2 | 安全環境

音の大きさを表す㏈ 知ってるつもりシリーズ2

こんにちは。常盤産業 ブログ担当 田中です。 業界や製品にまつわる専門用語っていろいろありますよね。日々様々な言葉を使われているかと思います。 でも、良く知らないけど今更知らないとは言えない、知っているつもりでいたけどよく考えるとあまりよくわかっていない…そんな言葉はないでしょうか。私はあります。今回は「知ってるつもりシリーズ」第二弾として、㏈(デシベル)について紹介していきます。簡単なご紹介となりますので、詳しく正確に知りたい方は書籍などでお調べください。 ・㏈(デシベル)音の高低を表すのは周波数でしたね。では、音の大きさを表すのは?それが㏈(デシベル)という単位です。㏈は人間の感じる音の大きさを基に作られており、だいたい10㏈上がると音の大きさは2倍になります。人間の耳が聞き取れるのはだいたい0~130㏈程と言われます。 それぞれどのくらいの大きさの音かというと…… ※以下はあくまで目安です 20~30㏈ 夜の郊外の住宅地、木の葉のそよぎ50㏈ 静かな事務室60㏈ 普通の会話70㏈ 大声での会話、間近でのセミの鳴き声80㏈ 交通量の多い道路、パチンコ店内90㏈ 地下鉄の車内、怒鳴り声100㏈ 電車のガード下110㏈ ドリル工事130㏈ ジェット機の離陸音 ↑ 防犯ブザーは至近距離では109㏈にもなります 私の体感では、80㏈を超えてくる環境では会話をする為に耳元で叫ぶ必要があるくらい、50㏈くらいの事務所ではおしゃべりをためらうくらいです。80㏈以上の環境に数時間居た時にはその後数時間耳がぼうっとなり聞こえづらい症状が起きました。 同じ音の大きさ(㏈)でもその音の周波数によって人の感じ方や人への影響は大きく違い、数値上はそんなに大きくないのに、とても耳障りに感じたり、周辺環境と比較してうるさいと感じたりします。どうすれば騒音環境でなくなるのか、何が最適な防音方法なのか、はなかなか判断の難しいところです。 常盤産業では騒音測定、それぞれの音にあった防音構造の設計、現場の作業性やご都合に合わせた製作を行っております。音がうるさくて困っている、でもどの音がうるさいのか、どうしたら小さくできるのかがわからない!という方は是非一度ご相談ください。 ↑ 音に合わせた防音構造をご提案します

常盤産業の年間休日 | その他

常盤産業の年間休日

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 新年度が始まりましたね。今年のスケジュールが発表された企業様も多いのではないでしょうか。常盤産業でも今年度のカレンダーが発表されました。こんな感じです。 長期休暇はゴールデンウィーク休暇:4/30(土)~5/8(日)夏季休暇:8/13(土)~8/21(日)年末年始休暇:12/29(木)~2023/1/5(木) その他祝日のお休みは7/18、9/19、10/10、11/3、2023/2/23、2023/3/21 となっております。上記休暇中はお問合せなどの対応やお荷物の受け入れ、納品などの対応が出来かねますので、ご注意いただけますと幸いです。 せっかくの機会なので、この常盤カレンダーを作っている担当者になぜこのようなカレンダーになっているのか、を聞いてみました。 田中:まず、長期休暇がかなり充実していますね。 担当者:一週間以上の長期休暇がある理由は、弊社は自動車業界などの製造業のお客様が多いことや、本社所在地が名古屋であることもあり、いわゆるトヨタカレンダーをベースにカレンダーを作っているから、というのが一つです。 田中:確かに、お休み中はお取引先様もお休みの所が多いから、営業していても開店休業状態になってしまうかも…… 担当者:もちろんお客様にあわせる目的もありますが、もう一つの理由として社員にオンオフ切り替えて、しっかり休んでほしい、という思いもありますよ。 田中:なるほど。私個人としては思いっきり趣味に打ち込んだり、泊りがけのお出かけができるので大変嬉しいポイントです。 担当者:コロナ禍前にはこの長い休みを利用して遠方の実家に帰省したり、海外旅行に出かける人もいましたね。 田中:長期休暇以外にもちょこちょこと祝日休みもありますね。 担当者:特に子どものいる社員などにプライベートを大切にしてほしい、という思いと、たまの土日以外の休みでしっかりリフレッシュしてほしい、という思いで祝日休みも作っています。2022年度は祝日の並びの関係上、土日と合わせての3連休は少なくなってしまいました。 田中:私は週中にお休みがあると金曜日が2回あるような気持ちになってウキウキするので、今年のカレンダーも満足です(笑) 常盤産業は会社規模こそ中小企業ですが、年間休日は120日以上です。就活生さんや転職希望者さんがここをご覧になるかはわかりませんが、ワークライフバランスを重視するなら是非 常盤産業を候補に入れてください!(笑) (主に営業と営業アシスタントを募集しております) また長期休暇前には各担当者からお取引先様へは改めてお知らせいたしますが、もし、紙ベースで弊社カレンダーが必要な方がいらっしゃいましたらご連絡ください。採用についてのお問合せは常盤産業 総務部 (052-331-3191) へお願いいたします。

常盤産業で働く120人の仮想労働者たち | その他

常盤産業で働く120人の仮想労働者たち

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。 常盤産業には人間の労働者がだいたい60人程おります。いわゆる中小企業ですね。ただ、この約60人以外にも、その倍の120台程度の仮想労働者(デジタルレイバー)が働いています。人間よりずっと多いです。その正体はRPAという人の代わりにPC作業を行うソフトウェア。これがすごいんです。 この仮想労働者は人間と違ってイレギュラーな判断はできませんが、疲れてしまったりうっかりミスしたりしないので、単純作業で大活躍しています。 常盤産業のデジタルレイバー「とわちゃん」 本日は弊社で働く仮想労働者の中でも、おそらく一番の働きものである、受注ロボットについて紹介します。 この受注ロボット、まずはお客様のEDIにログインし、お客様からの受注情報を手に入れます。 その受注情報を社内の管理用エクセルに入力し、社内データベースに商品情報などの情報がそろっていればそのまま社内基幹システムにアクセス、受注入力を行い、伝票を印刷します。 社内データベースに情報がないものの場合はエクセル上にどの情報が不足しているかを示し、人間が補完する必要があります。 情報さえそろっていれば、人間は受注作業にノータッチのまま、プリンターから出てきた受注伝票を手に入れることができます。受注確認の為だけにEDIにログインすることはありません。 人間が数時間かけて行っていた受注作業をこのロボットたちはミスなく正確に代行してくれます。その分、人間は基本的に受注作業に関わらなくて良いので、問合せ対応を丁寧に行ったり、人間の判断が必要な緊急案件や特殊案件の対応を行うことができます。 受注ロボットの他にも、宅配業者に依頼した荷物の情報を集計したり、仕入先様からの入荷リストを集計したり、日報を発行したり、様々な仮想労働者が常盤産業で働いており、人間の労働者の負担を減らしています。 それらのロボットについてはまた機会を設けてお伝えしますね。 ちなみに、この仮想労働者を使い始めたのは3年前程なのですが、もし今も仮想労働者がいなかったら、と考えると…… 緊急対応や個別対応が必要な案件が発生すると通常業務が遅延 ⇓ 時折うっかりによる受注見落としが発生し、納期遅れや信用喪失が発生 ⇓ 事務を行うスタッフの慢性的な残業これらは3年前にはある程度現実に起こっていることでした。こう書くとものすごい負の連鎖ですね……。 かつては慢性的に残業していました…… 今は仮想労働者のおかげでかなりの時間を削減できており、事務スタッフの残業はほとんど無くなっていますし、受注見落としはほぼ根絶、個別対応も以前より丁寧に行えているのではないかと思います。 さらには以前はやりたくても時間的にできなかった一部の集計作業なども仮想労働者が行い、それを元に業務改善もできています。 社内でものすごい効果があったので、実はお客様への仮想労働者/RPA導入のお手伝いも行っております。とっても簡単…では決してありませんが、RPA担当いわく目標を決めて運用や管理ができれば、仮想労働者/RPAの導入は怖いものではありません。検討している、検討してみたい、ウチでもできるのか一度相談したい、という方は下記お問合せよりご相談ください。全力でバックアップしますよ! また、業界別RPA事例集を先着10名様へ無料配布いたします。業界別の実際の事例が細かく沢山載った、約180ページの冊子となります。ご希望の方は下記お問合せ、または弊社営業担当へご連絡ください!

画像検査ラボ便りVol.6 鮭の切り身の骨検出 | 画像検査ラボ便り

画像検査ラボ便りVol.6 鮭の切り身の骨検出

こんにちは。常盤産業のブログ担当 田中です。本日は弊社の画像検査ラボの技術担当者が、美味しそうな実験をしていると聞いて、実験レポートを見せてもらいました。 今回、画像検査の対象としたのはこちら! 鮭の切り身です!程よく脂が乗っていて美味しそうです。ムニエルにしてもいいしかす汁なんかにしてもいいですね…。でも、今回は食べる為ではなく、なんと、「食用切り身魚の自動骨取装置」の開発を目指し、この切り身の骨を検出するテストを行う為に用意したそうです! 肉眼でも背骨(左の写真に青印をつけた部分)と、よーく見ると4本の長い骨(右の写真に青印をつけた部分)が見えますね。鮭の骨は固くて危険ですから、しっかり取り除きたいです。 ただ、これを画像検査で自動的にAIに骨を見つけさせるとなると、肉の色も場所によって違い、骨と肉の違いが微妙なところもあり、なかなか難しそうです。 ではどうするのかというと、赤・青・緑の三色の光を組み合わせて様々な色を作れる照明を使用して、肉と骨を見分けやすい光の色を探すそうです。で、こちらが青・赤・緑の照明でそれぞれ撮影した鮭の切り身の骨がある可能性のある個所をコントラストをつける為にモノクロで撮影した画像です。 青色照明 緑色照明 赤色照明 左から青色照明、緑色照明、赤色照明です。全てモノクロ画像なのに、見え方が全然違いますね。 赤色照明は(肉っぽくて美味しそうですが)骨と肉が同化してしまい、背骨ですらもどこにあるのかよく見えない状態です。 緑色照明は骨が白く見えますが、肉も明るい色に見えます。 青色照明はまるでレントゲン写真!…は言い過ぎでしょうか。肉は黒く、骨は白く、はっきりと分かれていて背骨も、そこから伸びる4本の骨もはっきりと確認できます。 これなら、青色照明を使えば骨を判別できそうですね!しかし、画像SIer(弊社の画像検査技術者)によると、まだ改善の余地があるそうです。なにかというと、ここ。 本来骨のない場所が白くなっています。これではAIがこの部分を骨と間違えてしまう可能性があります。この白い部分の正体は光の反射、ハレーションの発生です。次のテストでは、このハレーションが発生しないようにさらに照明に工夫を加える予定なんだそうです。また次のテスト結果をつかんだら記事にしますね。